2014-01

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グッドフェローズ

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グッドフェローズ
('A`)制作国アメリカ。制作年1990年。劇場公開作品。
('A`)監督:マーティン・スコセッシ。出演:レイ・リオッタ。ロバート・デ・ニーロ他




※以下ネタばれ注意※




 あらすじ
 “グッドフェローズ”と呼ばれるマフィアの世界に憧れるニューヨークの少年ヘンリー。そんな彼はある日、地元のボス、ポーリーのもとで働くことになり、ついにその世界へ足を踏み入れる。こうして、先輩のジミーやトミーから仕事のイロハを学び、一端のギャングとして成長していくのだった。やがて、カレンと結婚し、自分の家庭も築くヘンリー。しかし、ジミーらと犯行に及んだ空港での大金強奪事件をきっかけに、ヘンリーの人生に狂いが生じ始める。仲間が事件の証拠を揉み消す中、FBIに目をつけられたヘンリーは、組織に関するあらゆる証言を迫られていくのだが…(allcinemaより引用)


 いつだったか、ずいぶん前にブログでこの映画とこの監督のことを紹介している記事を見て、それ以来ずっと気になってはいたのですが、レンタル屋で見つける事ができず断念していた本作。まさか、アクション映画のところにあったとは・・・

 てっきり、シリアス系か名作系のとこだと思い込んでいました。

 実際、内容はアクション映画というよりはドラマ・シリアスがメインの映画でしたけどね。実話をもとにしているからなのか、この映画ではギャング同士の抗争ですとか派手な銃撃戦なんかはほとんどありません。殺すときは黙って殺すし、一方的に殺すだけです。

 『ジョジョ』のプロシュートが言っていた「ぶっ殺すと心の中で思ったならすでに行動は終了している」を地で行っている連中です。この映画のギャング達は、どちらかといえば楽しく騒いでいる連中な面のが強いのですけれど、相当恐ろしい連中でした。
 
 この映画は基本的に「ヘンリー」の語り口調のモノローグが途中で入る、ヘンリーの人生を追う形での伝記的映画なのですが、実話を基にしているということもあってか、映画ならここらでこういう展開だよなぁとか、そろそろあれがああなるよなぁ、といった展開の仕方はしません。淡々と、流れるようにストーリーは進んでいきます。

 私の大好きな『ディパーテッド』を撮ったのもこの監督ですし、『ヒューゴの不思議な発明』なんかもこの監督らしいのですが、あれらの作品と比べると本作はエンターテイメントの映画としては、少し物足りないという方もいるかもしれません。しかし、その分純粋な完成度は素晴らしいものとなっております。

 役者の方々は当然上手ですし、音楽や等の演出も映画の雰囲気を壊すことなく盛り上げる素晴らしいものでした。13歳のヘンリーがまるで自然なことのように悪の道に染まっていき、栄光を掴みそして落ちていく様を2時間と少しに収めることにより、多すぎず少なすぎずといった絶妙なバランスの飽きる事の無い内容に仕上げていたことも、凄いと思います。

 またその内容も、『ゴッドファーザー』や『スカーフェイス』のような成り上がりストーリーのそれではなく、ごくごく一般的?な悪を描いていたというのも面白かったです。本作は、顔が売れて街でいばれるようになっても、決して幹部やボスになることのない、『ブルーカラーのワル』達の話ですから。

 面白い作品を紹介してくれと言われても紹介しづらいですが、素晴らしい映画が見たいという人には確実にお勧めできる一作でした。




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ネクロノス

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ネクロノス
('A`)制作年2010年。制作国ドイツ。劇場未公開作品。
('A`)監督:マーク・ローンストック。出演:マノシュ。ティモ・フックス他




※以下ネタばれ注意※





 あらすじ
 中世の時代、かつて魔術師ネクロノスという男がいた。彼は悪魔と契約を結ぶことにより、世界を侵略しその全てを自分の主である悪魔とともに支配しようと企んでいた。彼に殺され魂を抜かれた死体はゾンビとなり、人々を襲いはじめた。しかし、それだけでは勝つことが出来ないと悟ったネクロノスは、処女の魔女の力を使い世界を征服しようした。しかし、彼が選んだ魔女は処女ではなく欲望に取り付かれた魔女であった。そのせいでネクロノスは王国に捉えられ、県で串刺しにされた後、火あぶりの刑に処され殺されてしまう。しかしネクロノスは、地獄で傷をいやしながら復活のチャンスをうかがっていた。


 あらすじですと、まるでちゃんとしたストーリーのある映画のように思えるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。久々にグロい映画が見たいなぁと思い借りた映画ですので、もうひたすらグロいシーンの連続です。ストーリーもなにもあったものじゃない、ただグロいだけの映画です。

 ネクロノスがどうこうとか、魔力を持った処女の女だとか一応ストーリーがあるにはあるのですが、ほとんどないも同然です。というか、グロいシーンを撮るための口実としてストーリーがあるようなもの。基本的に、エグイ殺し方→ちょっと会話→エグイ殺し方→ちょと会話の連続だけの映画です。

 こんな映画ですので、一応エロ要素なんかもあるにはあるのですが、官能的なそういうのではなくただとりあえず裸にされて壁に鎖で磔にされているだけです。その体勢からなんかそういう展開があるなんてことは一切なく、あとは殺すだけ。

 その殺し方も、バリエーションに富んでいてそれだけで面白というほどのものではなく、基本的に鈍器のようなもので叩くか、チェーンソーか鉈で切って殺すだけ。殺した後の死体をミンチにしたりもしていましたけれど、別に殺し方は特別なにか面白いものがあったわけではなかったです。

 この映画は、グロいシーンとストーリーやらのチープさを楽しめる人にだけしか、おススメできない映画でした。チープさに関しては凄かったですけどね。映像やら演技やらは間違いなくB級映画のそれでしたし、途中で作った「バーサーカー」とかいうキャラも作ったあとほとんど全く登場しなかったですし。

 ストーリーも、最初から最後までネクロノスとその部下が人を殺しまくるだけでしたから、「ネクロノス危ない!」みたいなシーン一切なかったですからね。『わらしべ長者』並にストーリーがトントン進んでいきます。

 グロいチープなのが見たいという方にはいいかもしれませんが、意外と長い映画なのでそれだけはご注意を



日記

 今日も充実した1日だった。

 朝のうちに目を覚ましペットに水をやり、ご飯を食べながら録画したテレビを見て、一息ついたらストレッチからの筋トレをし、友人のロードバイクを借りて30キロくらい?を走り、帰ってきたら昼食を食べ一息ついたらDVDを返しに行き、また新しくDVDと今日はCDも借りてそのまま喫茶店に行き、珈琲を飲みながららワッフルを食べ煙草やらなんやらを吸い帰宅。

 帰宅した後は早速借りてきた『ヒューマニスト』のシーズン2見て、それが終わったら一昨日くらいに購入した『HITMAN』を見て晩飯を食べ、こうして今借りてきたバックホーンのCDを聞きながら珍しく日記を書いている。なんて充実した1日なんだろう

 しかし、こう書けばまるで素晴らしい1日だったけれど実際は酷い1日だった。今年入ってから1番と言っていいかもしれないくらいに酷かった。

 朝ペットに水をやるときに畳の上に少し水をこぼすし、録画したバラエティは私の嫌いな企画の内容だったし、ストレッチを行い筋トレをやっている時だというのに、なんやかんやと無視できない用事が増え全く集中できなかった。その後のサイクリングも、どこで道を間違えたのか分からないけれどなぜか道に迷い、予定以上の距離を走る羽目になってしまった。しかも帰ってから手袋をおとしたことに気付く始末。

 レンタルショップの店員もたまにしか見ない愛想の悪い店員だったし、借りようと思っていたDVDがことごとく借りられており、仕方なくその場で選んで借りる羽目になってしまった。先日『シティハンター』のアニメを全て見終わったので、次はその続編である『エンジェルハート』を借りようと思ったら、これは1巻に2話しか入っていない仕様となっており、1巻に5話近く入っていたシティハンターと比べるとどうしてももったいなく感じてしまい、借りるのを断念。

 喫茶店も、今日は愛知の誇る喫茶コメダに行こうと思っていたのに駐車場が満車状態で断念せざるを得ず、泣く泣く別の喫茶店に入り、禁煙コーナーの主婦の視線を背中に受けながら喫煙コーナーに移動する羽目に。

 そして今これを聞きながら聞いているバックホーンのCD、適当に1枚選んで借りてきたのがまさかライブ音源だったとは・・・ライブは好きだけれどライブ音源はちょっとなぁ

 好みじゃない

 
それでもまぁ、こんな日はこんな日でよかったような気もする。



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ペット

死刑囚ピーウィーの告白

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死刑囚ピーウィーの告白
('A`)発行日1997年。
('A`)著者:D・ギャスキンズ。W・アール。訳者:滝井田周人



 ピーウィーについての簡単な紹介がされているサイト↓
 
 殺人博物館~D・ギャスキンズ



 今回は私が愛用しているウィキペディアさんに項目が見つからなかったので、猟奇殺人者の多くについて簡単にまとめてあるサイト『殺人博物館』さんを、紹介させていただきました。ですが、このピーウィーの項目には私が読んだ本の内容とはいくつか違うところもあったので、まずはそこだけ書いておきます。

 1.入れ替わり立ち替わり現れる義理の父親とありますが、これは半分のみ正しいくらいで一応11歳ころに来ていた義理の父親が最後まで出て行かずにいたそうです。

 2.自動車修理工場ではなく、ガソリンスタンドで修理も請け負っていた。

 3.掻き切ったのは看守の首ではなく、囚人内で威張っていた奴の首

 とはいえ、このサイトに書かれている方が間違いで私が読んだ本の内容が正しいとは限りません。この本『死刑囚ピーウィーの告白』は、本の内容にウソがなければ全てピーウィーの口から語られた内容のみを字に起こして文章としたものらしいので、ピーウィーの自身がウソをついている場合も勘違いしている場合も大いに考えられるのですから。

 ノンフィクションと語っておきながらウソが書かれているなんて、普通だったら考えられないものですが、私としてはこの本は今まで読んだノンフィクションものの本の中でも、かなり上位に入る名作だと思います。

 この手の悪人を題材にしたものでは、だいたいが事件の残虐性や犯人の異常性とその人格を形作った子供時代などをメインに語る一方で、その事件に立ち向かった警察官や検事の勇敢・高貴な様や被害者家族がいかに幸せな毎日を送っていたかを書く事が多く、私はどうにもそれが嫌いでした。

 犯人のことを悪く書くのは良いですけど、だからといって警察やら刑務官やらまたは犯人の被害に少なからずあった方々を、まったく落ち度のない素晴らしい方々と書くのは別の話じゃないですか。ましてや、著者自身が自分のことを良い風に書くようなものは、どれだけ内容が良くても認められません。

 その点、この本では全てがピーウィーの口から語られているので、その他多くの殺人犯を題材とした本とちがい、犯人がいかに自分が周りに酷い目にあわされてきたか、いかに警察や検事に悪い奴が多いか、それに対して自分はなんと強くて大きくて凄い奴かということばかり書かれており、最高の内容でした。

 もちろん、全てが本当だとは私も思っておりません。163cm程度の冴えないおっさんが、酒場に行けば女に困らなかったとか、未成年と何回も結婚して捨ててやったとかウソ臭いですし、80人近くを殺したというのも、いくらなんでも言いすぎだと思います。

 それ以外にも、ちょっとこれは・・・という箇所はいくつかありましたが、重要なのはウソでもホントでもそれが本人の口から語られた内容(のはず)だということです。ピーウィーのような異常者がなにを考えてこんな事件をおこしたのか、ピーウィーはどういう男だったのか、それが知りたくてこの手の本を読む私としては、どうでもいい警察官の勇敢さばかり語られる本よりもよっぽど素晴らしい内容でした。

 死の腕よりかはまだ信憑性のある本ですし、これはおススメです。




バットマンリターンズ

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バットマンリターンズ
('A`)制作年1992年。制作国アメリカ。劇場公開作品。
('A`)監督:ティム・バートン。出演:マイケル・キートン。ダニー・デウィード他





※以下ネタばれ注意※




 あらすじ
 ゴッサム・シティに現れた謎の怪人ペンギン。彼はシティの実力者と手を組み、町を裏から支配しようと画策していた。そして彼の野望はやがて、バットマンの知るところとなった。しかしバットマンの前にキャット・ウーマンと名乗る新たな敵も現れ…(allcinemaより引用)




 初代バットマンシリーズの第2段である本作。前回がジョーカー1人に的を絞った内容であったのに対し、今回はペンギンとキャットウーマンという、バットマンの世界の中でも大物キャラが2人も一気に登場する豪華な内容。しかし、そういえば聞こえはいいですが私としてはやっぱり1のが良かったです。

 そもそもジャックニコルソンのファンで、ジョーカーも大好きな私ですので、私の言う1のほうが良かったというのはもちろん贔屓もあります。しかしそれらを抜きにして考えても、どうも2は私の好みではなかったです。なんというかところどころご都合主義なのが、夢の中身のような映画だったように感じで・・・

 生まれたばかりのころに両親に捨てられ、33年間地下で暮らしてきたペンギン。両手の奇形だけでなく、異常に高い鷲鼻に汚い声、それに加えて背も小さく体型も太目。しかもなぜだか緑色のヘドロのようなのを口から出す始末。ビジュアル面でいえばペンギンは完璧だったと思います。キャットウーマンも、殺されかけてからの暴れっぷりとあのつぎはぎの衣装が映画のキャットウーマンのキャラにいい感じにあっていましたし。

 ビジュアルはあれだけ良いというのに、肝心のペンギンの中身があまりにバカすぎる。それがどうしても、気になってしまいました。あれだけのハンディがありながらチンピラ達の頂点に立っていたペンギンは、普通どこかしらあなどれないところがあるはずなのに、映画のペンギンからはまったくそれが感じられない。

 突拍子もないような行動や考えがなぜかまかり通ったり、バットマン以外だれもそれに違和感を覚えないというのが、なんだかストーリーの進み方私の好みの進み方ではなかったです。


 ストーリー自体は色々展開もあって面白いものでした。




コンフィデンスマン

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コンフィデンスマン
('A`)制作年2012年。制作国アメリカ。劇場公開作品。
('A`)監督:デビッド・ウィーバー。出演:サミュエル・L・ジャクソン。ルーク・カービー他




※以下ネタばれ注意※




 あらすじ
 親友を殺した罪で服役していた元詐欺師のフォリーは、25年の刑期を終えて出所し、社会の片隅で静かな生活を始める。バーで出会った女性アイリスと恋仲にもなり、平和な日常を送っていたある日、殺した親友の息子イーサンが現れ、フォリーの詐欺師としての才能を頼って仕事を依頼してくる。イーサンに対する罪悪感から依頼を断れず、再び裏の仕事に手を出したフォリーだったが、それはイーサンが仕かけた恐ろしい罠の始まりだった。(映画.comより引用)


 サミュエル・L・ジャクソンが製作総指揮・主演を務めた本作、流石に凄いです男ですねこの人。この手のストーリーであのラストを持ってくるかと、良い意味で期待を裏切られました。似たタイプのハードボイルド映画はいくつか見てきたけど、これはその中でも異色の映画でしたね。

 本編の感想に入る前に、あらすじに少し訂正したい箇所があるので、まずはそこから

 バーで出会った女性アイリスと恋仲になり、それからイーサンと出会ったという流れで書かれていますが、実際はアイリスとの初対面はイーサンが仕組んだものでした。出所したフォリーを自分が出資しているクラブに誘い、そこでアイリスにフォリーを誘惑するよう仕組んだのが初対面なのです。

 この時はフォリーはアイリスを相手にしなかったのですが、
 この前段階があるのとないのとでは話が全然違ってきますからね、特にこの映画では。

 クラブで別れた後に1人で行きつけのバーに行くフォリー、そこで彼は再びアイリスと出会うのですが、アイリスはぐでんぐでんに酔っぱらった男と一緒でした。この男がどうしようもないクズと一目でわかるような男で、フォリーが少し2人を気にしながら酒を飲んでいると、嫌がるアイリスに男が乱暴しようとしたため、フォリーは男のナイフを軽くいなしてアイリスを助けるのです。これが、アイリスとフォリーの馴れ初め。

 そして、イーサンに仕事の話を持ち込まれるのですが、実はこの時フォリーは自分が犯したわけでもない事故が原因で、工事現場の仕事をクビにされています。しかも、イーサンが来たのはクビになったと同じタイミング。そこで「自分の詐欺に協力してくれ」と言いだすんですからね。
 
 イーサンあなた、怪しいにもほどがあるでしょうよ。

 イーサンとの関係がこじれる一方で、アイリスとの関係はとても順調にいっており、2人は同棲まで始める始末。しかし、ここでアイリスは本当はイーサンに言われてフォリーとバーでもう一度会ったという事実を、フォリーは知ってしまいます。わるいことは重なるもので、イーサンによりこれまでで最悪の真実がフォリーに告げられます。

 それがなんなのかは映画を見てからのお楽しみということにしといて、重要なのは、この映画ではどれが事実でどれがウソなのか常に疑わしいということです。

 私がちょっと書いたなかでも、アイリスがフォリーと出会ったのは偶然と見せかけて実はイーサンの差し金ですし、その後の同居は私が望んだものとアイリスは言っていますが、それも当然信用できるものではありません。フォリーがクビになったのもイーサンのせいかもしれないけど、それも確実ではない。

 この映画では常に全ての事実が曖昧なままストーリーが進んでいくので、見る側は常にどこまでがウソなのかは考えながらみる羽目になるのです。

 推理物ではないので、ボーっと見ているだけでも映画の雰囲気や役者陣の演技で十分見ごたえのある映画ですが、考え始めるとまったく終わりが見えてこない。イーサンの言った最悪の事実は本当なのか?アイリスは本当にフォリーが好きなのか?そもそも全部はめられているのでは?でも、実はそう見せかけてフォリーの方がはめているとか?

 もう、ホントきりがない。

 この手の映画はラストまで見てもいまいちはっきりしない事が多く、あまり好きなタイプではないのですが、この映画ではラストちゃんと視聴者の疑惑を払拭し、すっきりした気持ちで終わらせてくれました。時間もそこまで長くはないですし、脚本がいい映画を見たいという方には自信をもってお勧めできる一作です。


 ここまで、繊細に作られた映画はなかなかないと思います。



トレジャー・オブ・スネークアイランド

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トレジャー・オブ・スネークアイランド
('A`)制作年2009年。制作国カナダ。劇場未公開作品。
('A`)監督:ブレット・ケリー。出演:ブレット・ケリー。アマンダ・リー他




※以下ネタばれ注意※




 あらすじ
 とびっきりの船に、イケてる顔、女に不自由することもなく、自由気ままに生きる最高にかっこいいキャプテン・ジョン・カッター。ある日彼が領主の娘と寝ていると、その場面を娘の父親の領主に見つかり捕まりそうになってしまう。見事な剣さばきでなんとか危機を脱した彼は、ジェイコブという男と酒場で知り合う。ジェイコブは、スネーク・アイランドという島の宝の地図を持っており、船を出してくれる人を探していた。彼の話に乗ることにしたジョン・カッターは、追って憲兵や宝の地図を狙う他の海賊からなんとか逃れ港を出発し、島へと旅立った。


 表紙の真ん中にいるのが、この映画の主人公「ジョン・カッター」なんですけど、まぁ見て分かる通り別にカッコよくありません。全然かっこよくありません。この画像の写真なんてまだ映りがいい方で、動画で見ると更にカッコよくありません。
 
 ジョンの左にいる男がジェイコブなんですけど、写真でもちょっとは分かると思うのですが、すっごい変な髪型です。なんか出来そこないの触手みたいに髪の毛がぴょんぴょんしてます。右にいるのが領主の娘で、ジョンに騙されたと知って怒って一緒に旅に行くことになるんですけど、まぁジョンとジェイコブに比べればましですけど、この女優もそこまで美人ではありません。加えて、作中に登場する女性はこの人と酒場の女しかおらず、酒場の女は10分程度だけしでないので、実質紅一点です。

 で、アクションシーンというか殺陣のシーンなんですけど、まるで真剣でも使っているかのように慎重に戦います。下手したら大怪我でもするの?とこちらが心配になるくらい慎重に剣をぶつけあう、というよりそっと寄せ合うような戦い方。そんな戦い方のくせしてけっこう戦うシーンは多めです。

 それからジョンのかっこいい船「ブラックジャック号」なんですけど、よく見えません。甲板に乗ってるシーンでの背景は、最近のバラエティのがまだマシなCG使ってるぞ?ってレベルの合成。子供向け番組と同レベルかそれ以下って感じで、役者が異常に立体的に見えます。

 それでも、どれだけ演技が酷くて脚本が酷くてCGが酷くても、メインストーリーさえ面白ければ、スネークアイランドの蛇さえまともならまだあるいは!!

 なんて思いながら見てたんですけど、スネークアイランドの蛇?っぽいなにかは、2匹くらいしか出てこなかったです。最初に出てきた1匹目なんて、ジョンに1発撃たれてすぐ死にましたし、その蛇?も当然ゴリゴリなCGでした。

 あとはまぁ、領主と敵の海賊が手を組んでいるとことか、ジョン・カッターの設定とかが、某名作海賊映画にすごく似ていたことが印象に残っています。


 それにしても、監督兼主役であのキャラ設定はちょっとない・・・




パニッシャー

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パニッシャー
('A`)制作年2004年。制作国アメリカ。劇場公開作品。
('A`)監督:ジョナサン・ヘンズリー。出演:トム・ジェーン。ジョン・トラヴォルタ他





※以下ネタばれ注意※





 あらすじ
 ある夜、裏社会を牛耳る資産家ハワード・セイントの溺愛する息子ボビーが、密輸取引現場でFBIに射殺された。やがて事件の背後に潜入捜査官フランク・キャッスルの存在を知ったセイントは、キャッスルへの報復を誓う。その頃、今回のミッション成功を機に国外へと異動するキャッスルは、親族を集めてリゾート地でパーティを開き、楽しい時を過ごしていた。そこへセイントの一味が送り込まれ、家族は皆殺しにされてしまう。奇跡的に命を取り留めたキャッスルは、セイントを法律で罰せないと悟り、自らの手で制裁を下す決意を固めるのだった…(allcinemaより引用)



 スパイダーマンやアイアンマンやアベンジャーズで有名な、マーベル出身のヒーロー・パニッシャー。しかし彼には超能力も超科学もなにもありません。あるのは犯罪者を許さないという精神とそれを実行するための武器だけ。そのくせして、あるアメコミではパニッシャー1人がヒーローを全滅させるという話もあるというほどの、マーブル屈指の危険人物。それがパニッシャーです。

 この映画では、フランク・キャッスルがマフィアに家族を殺されパニッシャーとして覚醒する過程の話を描いています。そのため、ヒーローを全滅させるほどの徹底さや恐ろしさはあまり感じられません。ヒーローといえるほどの超人ぶりを発揮するのはラストくらいでした。それまでは、結構油断して死にそうになったりなんかというシーンも、多かったり・・・

 敵のチンピラを拷問するシーンでも、本当に拷問するわけではなく、バーナーの火をあてていると思いこませるという優しいやり方。フランクにも色々考えがあってこうしたのでしょうけど、パニッシャーはもっとぶっ飛んだ男と思いこんでいた私としては、このあたりは少し拍子抜けでした。

 その後も、同じ階に住む訳あり住民たちを助けたことから、彼らに好かれて一緒にご飯を食べたり、ダイニングに来たどうみても怪しいギターをもった男をその場で襲わず、あとから相手に逆に襲われるという間抜けな部分を見せてくれたりと、なかなかに期待を裏切ってくれるフランク君。このあとも、色々策をしかけて相手を脅すけれどどこか爪が甘いというか、踏み込み切れていない感じだったフランク君は、ロシアから来たガチムチな殺し屋にボコボコにされてしまい、アパートに来たセイントの部下に殺されそうになってしまいます。

 そこでフランクを助けたのが、同じアパートに住む人生の負け組集がぷんぷんする男たち、目や鼻や口など、顔中につけているピアスを全てちぎられても口を割らずにいてくれた男にフランクは感謝し、そんな目に合わせた男たちに制裁を与えるため、パニッシャーとしてセイントのところにいきます。

 あとはまぁパニッシャー・フランク君が蹂躙しまくるのですが、私としてはこの映画で最も良かっシーンは、上述した「同居人がどんなに拷問を受けてもフランクのことをばらさなかったシーン」です。

 この映画では、パニッシャーはまだ家族を殺されその復讐に走った男であり、ヒーローのパニッシャーとも違う、超人なのかキレた強いおっさんなのかはっきしない部分が大きく、私としてはあまり魅力はありませんでした。それよりも、どう考えても危ない人であるフランクを、助けてもらったとはいえ温かく迎え入れ、家族だからと守り抜いた住民達のがよっぽど魅力的でしたね。見た目はどうしようもなくダメな若者って感じですけどそこがまた良い。

 アパートの住民たちも魅力的でしたが、敵であるセイント達もなかなか良いキャラしてました。この映画はパニッシャーであるフランクよりも、それ以外のキャラ達の方がよっぽどキャラが定まっており魅力的だったと思います。仮に私がパニッシャーがアメコミヒーローだということを知らなかったとしても、これは同じ感想だったはず。


 それにしても、あの精密機械をフランクさんどうやって用意したんだろうか・・・




WATCHMEN

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WATCHMEN
('A`)制作年2009年。制作国アメリカ。劇場公開作品。
('A`)監督:ザック・スナイダー。出演:ジャッキー・アール・ヘイリー。パトリック・ウィルソン他





※以下ネタばれ注意※





 あらすじ
 ベトナム戦争、キューバ危機など数々の事件の陰には、人々を見守る“ウォッチメン”と呼ばれる監視者の存在があった。しかし、1985年のニューヨーク、米ソ間の緊迫状態が続く中、政府により活動が禁じられていたウォッチメンの1人、エドワード・ブレイクが暗殺され……(映画.comより引用)


 近年のアメコミで最高傑作のひとつとも言われている『ウォッチメン』私もようやく映画を見ました。これはかなり良い映画ですね。約2時間30分と長い時間に加えて内容もかなり重たいものなのに、飽きやすい私がそうとう長い間集中して見るとが出来ました。

 もし、現実にヒーローが存在したなら
 これこそがこの作品の大きなテーマであり、大きな魅力の一つでもあるのですが、ここが非常によく出てきていたと思います。表紙に写っている6人の男女、この中で特殊能力を持っているのは青い人(Drマンハッタン)だけでそれ以外の人たちは特殊能力は別に持っていません。せいぜい、バットマンやパニッシャーのような鍛え上げられた超人的な肉体があるくらい。

 作中に出てくるウォッチメン達は2代目なのですが、初代もちょいちょい登場します。しかし、その姿がまぁただの老人、1人は自動車修理工として孤独に働く老人だし、もう一人は介護施設でのんびりしているし、それ以外のメンバーも淫らな私生活が原因で殺されていたり、精神病院に収容されていたり、ヒーロー活動中にドアにマントが挟まって殺されていたりと、とてもヒーローとは思えない人生を送っていたようです。

 そのせいもあってか、2代目ウォッチメン達はウォッチメンとしての活動を政府により禁じらているし、町の人たちにもウォッチメンはあまりよく思われていない様子。実際、ロールシャッハと呼ばれるコートとハットに覆面のヒーロー以外はだれもヒーロー活動はもうしていません。Drマンハッタンだけは政府からの依頼なんかもしていたようですが、彼は別格すぎてウォッチメンとも違う扱いなので。

 映画のラストまで全部語りたいくらいの作品ではあったのですが、かなりの長編に加えて重い内容、しかもけっこう精神論とかも多い内容なので、これを全部語るともうえらい長さになるのは目に見えているので、あとはウォッチメンの中でもかなり人気があり、私も好きなロールシャッハの事を語ろうと思います。

 ロールシャッハ
 雨の日も風の日も南極でも常にコートとハットと覆面を着用するウォッチメンの一員。他のメンバーがメンバー同士でなら素顔をさらしているのに対し、ロールシャッハはメンバーが相手でも正体を隠し常に覆面をかぶっている。そんな見た目的な設定だけでも男の中二心をくすぐるのですが、それ以上に精神的な面が超人的な男。

 彼はある事件をきっかけに、悪とみれば全く容赦なしの行動をとるようになったのですが、その容赦のなさっぷりは他のヒーローも引くほどのもの。ヒーロー活動を禁止されているにもかかわらず、容疑者の家に不法侵入し指を折るような拷問をしたり、罠にはまり刑務所に入れられた時に、自分を襲おうとした相手に高温の油をぶっかけるようなことを平気で行い、「お前らの刑務所に俺が来たんじゃない、ここは俺の刑務所だ」とか言っちゃうくらい。
 
 ここまでイカれてしまったのも、その経緯を聞けば納得できるもので、それを話した後の彼の「神があの子を殺したんじゃない、運命があの子を殺したんじゃない、人がこの世界を作ったんだ」というセリフは思わず泣きそうになりました。たとえ世界が滅びようとも妥協しないというロールシャッハの姿勢は私も見習いたいものです。

 ロールシャッハ以外にもこの映画には魅力のあるキャラがたくさんいます。Drマンハッタンとかたぶん全アメコミの中でもかなり上位の強さを持つヒーローですしね、現実にヒーローがいたらって設定のくせして、他にも昼ドラのようなドロドロの恋愛要素なんかもあるので、ぜひ見てみてください。





ブレイキングバッド

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ブレイキングバッド
('A`)ヨー!海外ドラマだヨー!






あらすじ
 ウォルターは今までルールを守って真面目に生きてきたが、アメリカン・ドリームをかなえようという思いは捨てていない。日々を適当にやり過ごしていたウォルターだが、あるとき末期の肺癌と診断される。この驚愕の事実によってウォルターに迷いがなくなり、恐れるもののない感覚が今までになかった力を彼に与える。平凡な男が不治の病にかかり、失うものがなくなったことで犯罪に手を染めていく。(公式サイトより引用)



 このドラマ、お勧めするべきかどうか非常に迷いました。内容がどうとかそんなことはどうでもいいのですけれど、ある大きな問題がありまして・・・

 この海外ドラマ現在シーズン5まで放送されているのですが、私はまだシーズン2までしか見ていません。その理由が、実はこのドラマレンタルがシーズン2までしかないのです。調べてみたところDVD自体がシーズン2までしかない状態ですでに3年近く経過しているようで、続きを見たければ有料チャンネルでみるしかないとかなんとか

 主人公のウォルターは高校で化学を教えているしがない教師ではあるものの、その科学の知識と腕は超一流。それを活かし彼は麻薬製造へと手を染めていきます。それも、麻薬の中でもかなり高価で取引されるメタンフェタミン(日本ではシャブ等と呼ばれる)の製造。
 
 しかし、製造は出来たとしても裏社会との繋がりなんか全くない平凡な中年オヤジのウォルター、そこで彼が相棒に選んだのが表紙左に写っている、かつての教え子であり今はしがない麻薬製造者であるジェシー・ピンクマン。ウォルターが最高のシャブを作り、それをジェシーが売る。完璧な方法に思えたはずの計画に次々と綻びが生じてしまい・・・

 シーズン1ではそんな感じでまだウォルターがシャブの製造は行ってはいるものの、心まで悪の道に染まったわけではないという感じだったのですが、シーズン2では着実に悪の道へと進んでいくウォルター、途中中だるみをするところはあったものの、始まりと終わりはきっちりしていたし、なかなかハラハラするシーンも多く面白いドラマでした。まぁそういったところで

 シーズン2までしか
見れないんですけどね!!!!


 しかも一層腹が立つことに、シーズンの2の終わりでは確かに展開としてはかなり良い終わり方をしたのですが、その他もろもろの伏線がぜんぜん回収されていないし、あの終わり方では結局は「悪いことに手を出したら巡り巡って自分に罰がくるのですよ」というありふれたメッセージを隠すことなく叩きつけられているだけで、ぜんっぜん納得できない。

 本当に面白いドラマなのですよ、役者も皆上手だし魅力のあるキャラが多いし、シーズン2の終わり間近に出てきた麻薬ディーラーなんてかなり良いキャラしていました。ストーリーも中身があるもので、麻薬捜査官である義理の弟をもつウォルターが自分の医療費や家族の生活費の為に悪事に手を染めるのに、家族からは隠しごとが多くなったと攻め立てられたりなど、これからどうなるのかまだままだ楽しみな内容なのに・・・

 どうして2までなんだよぉ


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そういえば、関係ないけどこの俳優さん昔のアルバイトの先輩にすごい似てます。懐かしい




スプリングブレイカーズ

スプリングブレイカーズ

スプリング・ブレイカーズ
('A`)制作年2012年。制作国アメリカ。劇場公開作品。
('A`)監督:ハーモニー・コリン。出演:ジェームズ・フランコ。セレーナ・ゴメス他





※以下ネタばれ注意※




あらすじ
 春休みに犯罪に手を染める女子大生4人組の過激な青春を描いたクライムドラマ。レストラン強盗で手に入れた資金でフロリダ旅行へ出かけた女子大生4人組は、旅先でドラッグやセックス漬けの毎日を楽しんでいたが、麻薬ディーラーの男エイリアンとの出会いをきっかけに裏社会へと足を踏み入れていく。「127時間」のジェームズ・フランコが麻薬ディーラー役を怪演。(映画.comより引用)


 この映画、正直私としては微妙な映画だったのですが、そもそも監督があまり好きな人ではなかったみたいです。ハーモニー・コリン監督って以前に私が見た『ミスターロンリー』を撮った人だったようで、作風の違いはあれどあの人の作品は肌に合わない気がします。

 田舎でのありきたりな日常に飽き飽きとした女の子達が、大学の夏休みを利用して浜辺でのバカ騒ぎに参加しに行くという内容から始まるこの映画。「日常を抜け出し、本当の自分を見つけにく」という意味では『ミスターロンリー』と同じメッセージ性のある映画でした。後々の展開はちがいましたけど

 この4人組の名前は正直全然覚えていないのですが、たぶんそこまで含めて演出通りだと思います。バカで無茶な2人と、同じくらいバカだけど最後の最後でやめるタイプが1人と、なんとなく気が合う程度でつるんでるけど、そこまでバカをするつもりもないというレベルの子1人という、なんとなく現実でもよくある感じのリアルなバランスの4人組。

 ファミレス強盗をやって手に入れたお金で春休みを満喫する4人組、ビーチで酒を飲んで音楽を聞いてマッチョと戯れて薬に手を出す毎日、そのうち薬に手を出したことがばれて捕まってしまいます。現実ならそこで親に全部ばれてしまい、こっぴどく叱られて大学も下手したら退学になって、これからどうしようとなるのですが、ここで彼女らを救ってしまうものが現れます。

 それこそが我らがギャングスター・エイリアン(笑)
彼女らを気に入ったからとかいって助け、自分のところに連れて帰ってしまいます。

 このあとも色々展開があるのですが、この映画ここまでも含めて展開こそあれど中身はまったくないと言っても過言ではありません。ミスターロンリーでもそうでしたし、この監督さん自分の言いたいことを伝えたいばっかりで、それを楽しませようという気が全然ないのではないかと思ってしまいます。

 つまらない日常、くりかえしの日常から抜け出したところで、向かったところだって最初こそ良くても長いこといれば、そこでの日常がつまらない繰りかえしの日常になりますし、どこにいったって面倒な問題は付いて回るものです。結局のところ住み慣れた場所や、確固たる自分の居場所があるところが良いに決まっている。

 この映画は、それに加えて若い人たち特有の危うさやそれに巻き添いにされる危険性、その中での若者たちの成長?なんかもテーマにされてはいましたけど、なんにせよそれらのテーマをこっちに面白く興味を持って見てもらおうという感じが全然しませんでした。


ギャングスター(笑)がピアノ弾きはじめるところは笑えました




あけましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。

 お正月は皆さんいかがお過ごしでしたか?
 私は去年とほぼ同じで、12月31日いつも通りアルバイトに行き、終わったらお酒とカップうどんを買って帰り、ガキの使いを見ながら年を越しました。それ以降も私自身が正月らしいなにかを行ったというわけではなく、なんとも言えない普通すぎる毎日でした。

 新年一発目の映画感想は、悪気はないのですが見た順番のせいでとんでもない鬱映画になってしまいました。とはいえ、これ以外に見た映画もこれといって新年一発目!って感じの映画ではないのですけどね。映画と言えば、高校生のアルバイトの子に「今年のクリスマスはホームアローン見た?」となんとなく聞いてみたところ「ホームアローンってなんですか?」と言われジェネレーションギャップを感じました。

 たぶん、私が映画にはまる前に「ゴッドファーザーってなに?」と言った時、それを言われた方が味わっていた気持ちを味わう年になったのでしょう。

 あとは宣伝ですが、こないだの日記でも紹介した私の友人が少し前に出したCDが、この度iTunesでも販売されることなりました。アルバムタイトルは『Smokey Dress - EP』と、『All grey』です。1曲150円からの販売となっており、全曲視聴可能ですので、よかったら聞いてみください。

ダウンロード販売


 今年の正月は、深夜に放送していた映画は『モテキ』しか見なかったです。
 あの主人公は、まー見ててイライラしますね。映画の出来がどうこうよりとりあえずイライラする主人公でした。私としてはどう考えてもあのOLさん一択でしたね。そもそも4人からのハーレムのはずがほぼ2人からだけでしたけど、なんにせよOLさんです。

 私も今年こそモテキが来るのを期待し、1年頑張ろうと思います。


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カレ・ブラン

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カレ・ブラン
('A`)制作年2011年。制作国フランス、ルクセンブルク、スイス、ベルギー、ロシア。劇場公開作品。
('A`)監督:ジャン=バティスト・レオネッティ。出演:サミ・ブアジラ。ジュリー・ガイエ他





※以下ネタばれ注意※




あらすじ
午前7時起床。午前9時出社。午後0時30分昼食。午後7時退社。午前7時起床。午前9時出社。午後0時30分昼食。午後7時退社。午前7時起床。午前9時出社。午後0時30分昼食。午後7時退社。午前7時起床。午前9時出社。午後0時30分昼食。午後7時退社。午前0時飛び降り。午前7時出荷。午後0時30分昼食。




 究極の社畜映画『カレブラン』
 毎日、夜寝る前にこれを見れば、そう遠くない未来あなたにもモンスターが見えるようになっているかもしれません。もしくは、それを見る前にドロップアウトすることになるか・・・私はたぶんこんなのを毎日見てたらドロップアウトすると思います。

 モンスター、この映画でたまーに出てくる単語なのですが、具体的にはこの映画の中でその「モンスター」がなにかは具体的には語られていません。そもそもゴジラやキングコングのようなモンスターが出てくるような映画じゃないですからね。この映画に出てくるのは見事に調教された社畜・家畜・社会だけですから。

 閑散としたビル街、誰かの飛び降りた跡、謎の肉、クロッケーという名の学校、8人ほどしかいない生徒、この映画では序盤から独特の世界観を見せてくれるのですが、その世界に対しての具体的な説明は最後までありません。とはいえ、たぶん誰でもわかると思います。8人しかいない生徒とかもろ少子化でしょうし、他もだいたいそういうことだと思います。

 主人公の少年はどうやらシングルマザーに育てらているようで、家はなんだか貧乏そう。クロッケーでの最初の授業は2人一組で行うもので、「目の前に用意された謎の袋に入れ」というもの、あまりにも不気味な袋に躊躇してしまい先を越される主人公、後に残った主人公は鉄の棒を渡され「自分から袋に入るような者に生きる資格はない、その棒でたたき殺せ」と命令される。反抗しようとするも、屈強な男に暴行され仕方なく袋を叩く主人公。

 その次の日、首をつり自殺しようとするも失敗し女の子に助けてもらうのですが、これが後の妻。この段階での彼らの年齢はだいたい12歳くらい、それから場面は飛び主人公はエリート会社員として新人面接を行う毎日。

 その会社がまた酷い企業で、面接で希望者が死亡しようがおかまいなしと言った態度まるだしの企業、実際に1人死んでしまいますし。そのあとも、ミスをしたウェイターを若い社員たちが袋叩きにして殺し主人公もそれに参加するあり様。

 ここまででも十分わかる通り、カレブランは現代社会の問題を過激に演出した映画です。社畜問題からはじまり、職を探す無職の人たちや、社会的身分の低い職についている人たちをゴミのように扱う様や、限度を知らぬ若者の暴行、そもそも人との繋がりが薄すぎる社会。

 正直、映画としては私はあまり好きなタイプのものではなかったです。もともと、ヨーロッパ風味の映画はあまり好みではないですしね。ただ、この映画のメッセージ性やその伝え方はなかなか好きです。安易にセリフで言うのではなく、淡々と、それでいてその淡々ささえも含めて確かに伝えたいことが伝わってくるというのは凄いと思います。好みとしてはもう少しエンターテイメント性もほしかったですけど。

 とりあえず、5月に見るのはやめたほうがよさそうな映画でした。




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とくにB級を好んでみることがあります

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