2013-07

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老人と海

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老人と海
ワイハー行きたい('A`)





※以下ネタばれ注意※






あらすじ
キューバの年老いた漁師のサンチャゴは、助手の少年と小さな帆かけ舟でメキシコ湾の沖に出て、一本釣りで大型魚を獲って暮らしを立てている。あるとき数ヶ月にわたる不漁が続き、少年は両親から別の船に乗ることを命じられる。一人で沖に出たサンチャゴの針に、巨大なカジキが食いついた。3日にわたる孤独な死闘ののち、サンチャゴはカジキを仕留めるが、獲物が大きすぎて舟に引き上げることができず、舟の横に獲物を縛りつけて港へ戻ることにした。しかし魚の血の臭いにつられたアオザメの群れに追跡され、必死の闘いにかかわらず、カジキはサメに喰いつくされていく。ようやく港にたどりついたとき、カジキの体は巨大な骸骨になっていた。少年がサンチャゴの小屋にやってきたとき、老人は古新聞を敷いたベッドで眠りながら、船員だった若い頃にアフリカで見たライオンの夢を見ていた。(ウィキペディアより引用)


かの有名な『老人と海』、もっと分厚い本かと思っていたのですが、本屋で見かけたら思ったよりも薄く文字も大きかったので、軽い気持ちで購入し読ませていただきました。

この本の内容について色々感想を述べたいのですが、内容自体はあらすじで書いてあるのが全てでこれ以上言うことは特にないんですよね。前半部分の少年と老人が一緒に海に出たいのは過去の話だし、3分の2くらいが老人が1人で船の上で魚と格闘しているシーンなので、ほとんど全部のシーンが老人1人の作品でした。

かといって、その船の上でどれだけのドラマや展開があったのかというと、別段なにかあったというわけでもありあません。その代わり魚との戦いの描写や老人の心情をこと細かく描写しており、魚や海・自然に対する老人の思いなどはよくわかりました。

けれど残念なことにこの本ではその老人の海に対する思いなどが分かった段階で終わりなのです。その老人がどうするのか、今後どういう人生を送るのかというところが私は気になるのにそこで終わってしまうのです。これは普段から伝記本などを好んで読み人の一生に興味のある私としては物足りなさを感じてしまいました。

またこの作品では上記している通り場面の展開というものが非常に少ないのです。そのためはっきり言わせてもらうなら非常に退屈ともいえる部分が多く、老人が魚を捕らえてからはまだ良かったのですが、カジキとの対決は長すぎるのではないかと個人的には思いました。

少し話が脱線ししますが、ももクロなんかの作曲などを手掛けているヒャダイン氏が言うには、今の若者は同じテンポの曲を一曲聞き続けることも難しいので、そのためももクロなんかの曲はテンポが変わる曲調が多く使われているそうです。私も自分では我慢強いというか一つの作品を見たり聞いたりくらいすることは出来ると思っていたのですが、『老人と海』を読んだ後ではそんなに我慢強くないほうだと思い知らされた気分です。

本の終わりに書いてある訳者の方の思いを読むと、この本を更に楽しむにはある程度の当時のアメリカについてアメリカの文学についての予備知識や、ヘミングウェイ氏についての知識が必要なのだということは分かりましたが、純粋に有名な本だし少し読んでみようかと思った程度の私としてはそこまでする気はちょっとでなかったです。

ヘミングウェイ氏はちょっと肌に合わなかったのかもしれません




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リンク

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リンク
うほっいい女('A`)





※以下ネタばれ注意※





あらすじ
大学で生物学を学ぶジェーン、彼女はその年の夏を教授の屋敷でのアルバイトに参加し、教授と2人で過ごすことになる。教授の屋敷に行きベルを鳴らすと、彼女を出迎えたのは教授ではなくなんと服を着たオラウータンであった。屋敷ではオラウータンの「リンク」のほかにチンパンジーの「ブードゥー」と「インプ」がおり、三匹とも教授のしつけにより頭脳が発達した天才猿である。彼女の仕事は教授とともにその屋敷で過ごし助手をしながら三匹と過ごすことだったはずが、ある日チンパンジーのブードゥーが死体となって見つかり、同時に教授が姿を消してしまい彼女は残された屋敷で恐ろしい天才猿と過ごすことになってしまい


結構昔の映画ですけど、動物の演技のスゴさや恐怖というのはいつの時代も不変のものですね。かなり凄い映画だったと思います。

役者の方には申し訳ないですが、この映画はやはり動物がスゴい
リンクの登場シーン、服を着て現れた猿が客人の荷物を預かり手を引いて部屋まで案内するなんてそれだけで演技としてもスゴイですし、動物に手を握られているというだけで若干の恐怖すら感じてしまいました。そのあとに葉巻まで吸うんですからね、中途半端に知性を得た動物は怖すぎます。

人間が相手でも「得体のしれないもの」というのはそれだけで恐怖を感じますが、ましてや相手が動物となるとそれだけで逃げ出したくなる恐ろしさがありました。リンクが猿として暴力をふるうところも怖いですが、シャワーを浴びようとするジェーンの裸を黙って見ているシーンや、じーっと黙ってるだけのシーンこそ気味が悪いというか恐ろしかったです。

実際の猿を使ってるわけですから残念ながら迫力とかそういう面では少し物足りなかったですが、薄気味悪い恐怖は常にありました。けど、後半でジェーンの彼氏が友人たち屋敷に来てしまいそれをリンクが排除しようとするところは、やはりというか動物らしいところがあり、怖いシーンのはずなのになぜだか安心感を得てしまいました。そういう意味では後半は少し物足りなかったです。

それからBGMも良かったですねこの映画は。
映画全体の不気味な雰囲気にあっており、全体の雰囲気を1ランクアップさせていました。やっぱりBGMって大事ですよね。

基本的に屋敷内だけの密室ホラーなので、そこまで大きい展開やアクションはないのですが、他に類を見ない映画であることは確かだと思うので、物珍しさから借りるだけでも損はしない映画だと思います。

ラストもホラーの定石を守ったオチですし、普通に良い映画として大賞とかをあげることはできないけれど、特別賞とかそういうものをあげたくなる映画でした。



フレネミー 地上最悪の無計画男たち

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フレネミー 地上最悪の無計画男たち
許すまじ('A`)





ザックガリフィアナキス出演?
爆笑請負人のブラックコメディ?

ウソではないのかもしれない たしかに ギリギリで

今までいくつか表紙詐欺にあってきたことはあります。こないだのラビットもある意味そうですし
でもここまでの表紙詐欺は初めてでしたよ

この表紙で、裏表紙の「爆笑請負人ザックのブラックコメディ」みたいなうたい文句みたら誰だってザックが主演のコメディ映画だと思うでしょう。しかし蓋を開けてみれば、実際は主演はザックのおまけ的に後ろに写ってる2人で、ザックはエロビデオ屋の店主としてちょろっと出演した程度。そのシーンが後々の伏線になっているとかも何もなく、ザックの出演はそれで終わり。なんじゃそりゃ。

それでも、表紙詐欺というだけで内容が面白かったならまだ良かったですよ。
肝心の中身もストーリーというストーリーがなくて、おっさん2人が場所を変えながら話しを続けてるだけ。2人の馴れ初めも何もないし、どういう関係なのか全く分からない。

なんか生死がどうとかバランスがどうとか、「悪事をする人が悪人とは限らない。悪人は悪の中毒者なんだ」みたいな小難しい意味ありげなことを言ってたけれど、そんなことばっかり言っててまともな会話や内容が全然ないし、そもそもコメディと思って借りたのに全然笑えるシーンがない、というか重い。全体的に重い。

そんな感じでラストまでいって結局よくわからないまま終了。
いつもは私の理解力が足りなったのかもしれないと思うことが多いのですが、この映画だけはホントに訳わかんないだけの映画だったと思います。

タイトルのフレネミー。意味を調べてみたら「友達面した敵」みたいな意味だそうで、そうなると恐らくこの2人の関係でいえばこの赤い服着た方のことをそう言っているのでしょうが、それもなにか違う。確かにちょっと薄気味悪い関係ではあったけれど、この赤い方が確実に白いほうのことを裏切ったとか利用していたという描写もなかったし、表紙だけでなくタイトル詐欺までもされた気分です。


これはぜひ借りてほしい映画ですね。
少しでも犠牲者を増やさないとやってられない気分です。




心臓を貫かれて

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心臓を貫かれて
ジョーセフスミスはよーげんしゃーパパパパパー('A`)






※以下ネタばれ注意※






あらすじ
僕の兄は罪ももない人々を殺した。何が兄の中に殺人の胎児をうみつけていったのか?-4人兄弟の末弟が一家の歴史に分け入り、衝撃的な「トラウマのクロニクル」を語り明かす。暗い秘密、砕かれた希望、歴史の闇から立ち現われる家族の悪霊・・・殺人はまず、精神の殺人から始まった。村上春樹渾身の翻訳ノンフィクション作品。(表紙裏より引用)


以前読んだ『死刑執行人の歌』、確かちらっとだけ感想も書かせていただいたノーマンメイラーさん作のノンフィクションノベル。この作品はアメリカユタ州で実際に起こった事件とその犯人「ゲイリー・マーク・ギルモア」を題材とした作品で、『冷血』以上に売れたノンフィクションノベルらしいです。

子供の時から刑務所や少年院に繰り返し入り、人生の半分以上をそこで過ごした男ギルモア。彼は最後には罪もない青年を強盗目的で二人も殺害し捕まります。恐らく無期懲役になるであろう裁判であったにもかかわらずゲイリーは自分から死刑を求刑し、そして最後は心臓を4発銃弾で貫かれ望んだ通りの死を得る事ができました。

本作はゲイリーの弟であるマイケル・ギルモアがゲイリーの弟として、そしてゲイリーを生みだしたマイケル自らが悪霊に憑かれた一家と称するギルモア家の一員として、自らについてはもちろんのこと一家の歴史、父フランク・母ベッシーの生い立ちから出会いまで、長男フランクjr・二男ゲイリー・三男ゲイレン・末弟マイケル4兄弟がどう育ちそれぞれがどうなったのか等、をマイケルの主観も含め詳しく書いてあります。

本作は母ベッシーの子供の時から始まり、モルモン教の歴史、ユタ州で育つということ、妹の死などの経験を経て都会に出たベッシーが友人の恋人として出会った年の離れたフランクと恋に落ち、彼の詐欺に加担しつつ彼の母と一緒に暮らし、時にフランクと詐欺のために旅にでて道中生まれた子供たちのため、フランクがまともな職に就き、一つの家にとどまり暮らすなど、全体を通し特に上巻ではベッシーが本作のメインともいえるところがありました。

著者のマイケルはほかの兄弟と違い父フランクに唯一愛された子供であり、父と一緒に過ごす時間が多かったはずがなぜベッシーがメインのような本なのかは少し疑問ではありましたが、恐らくは一番情報を多く手に入れる事が出来たのがベッシーなのでしょう。フランクは非常に謎の多い男で、作中でもフランクがメインに出てくるシーンでは結果的に謎が残るような描写が多く、フランクの母親は霊媒でフランクの父親がフーディーニだとウソをつくなどをしてた女性らしく、父方の情報でまともなものは得られなかったのでしょうきっと。

マイケルは年の離れた末弟ということや、唯一父に愛されていたことなどもあり他の兄弟たちとは少し距離があったらしいので、必然的にベッシーについての情報が多くなっていき、結果的にゲイリーとベッシーがメインの家族の伝記本になったのでしょうけれど、私としてはその謎の多いフランクについてこそ読者が知りたい要素が多くあるのではないかと思うのですが、ノンフィクションではウソは基本的には書けないですからそこは仕方ないですね。

私の感想としてはこの作品はノンフィクション作品としてはちょっと珍しい作品だと思います。
今まで読んだノンフィクション作品は基本的に対象は1人に絞って書いていたのですが、この作品では家族がメインなので、対象が6人もいるんですよね。それを上下巻におさめるわけですから、いくら文字をびっしりに書いてもどうしても情報不足な部分や書き足りない部分が出てきてしまっていました。それからこの作品に何度も登場していた単語「悪霊」この著者は悪霊の存在、つまり霊の存在を信じており自分たちの家族が本当に呪われていると思っているようですが、私は正直信じていないんですよね。だから私としてはノンフィクションなのに肝心の部分を悪霊とか呪いとかフィクションのものを原因として片付けている本作はどこか物足りなさを感じてしまいました。

それとこれは訳者の村上さんも書いていたことですが、この著者の書き方のクセなのか核心について書くときの足踏みが長い、けっこう長い。加えて訳者の村上さんが自分が読みながら翻訳を進めるという珍しい訳しかたをしたをしているので、恐らく訳者の村上さんもこの次にこう展開がくるだろうと思って訳すとまだ来ないということがあったのでしょう、それが更に思わせぶりに拍車をかけている気がしました。

題材としては面白かったし、ノンフィクションに珍しく生きている人を乏しめる表現を恐れることなく使っている著者の心意気には好感ももてました。読書に慣れている方にならお勧めしたい本です。



家族ゲーム

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家族ゲーム
いいのかねぇ('A`)






※以下ネタばれ注意※





あらすじ
息子の高校受験のためにと雇った風変わりな家庭教師がやって来たことで一家に巻き起こる騒動を描いた傑作ホーム・コメディ。「の・ようなもの」の森田芳光監督が、現代家庭の抱える問題をシュールなタッチでユーモラスに描く。横一列に並んでの食事シーンなど斬新な表現手法が話題を呼んだ。出来のいい兄とは反対に、問題児の中学3年の弟・沼田茂之。高校受験を控えて、家庭教師としてやって来たのは三流大学の7年生でなぜか植物図鑑を持ち歩く吉本勝という奇妙な男だった……。(allcinemaより引用)



ちょっと前に嵐の櫻井さん主演で連続ドラマを放送していた本作、
松田優作さん主演の映画をいくつか見たいと思っていたのですが、なかなか見る事が出来ず今回ようやく借りる事が出来ました。

ウィキを見る限りではどうやら原作の小説ともドラマ版ともラストが違うみたいですね。ドラマに関してはオリジナルキャラを入れたりしてるので、だいぶ違うものになっているみたいですし

映画でも吉本は少し暴力をふるっていましたが、調べたところ原作の小説ではそれ以上に暴力をふるう描写が多かったらしく、映画・ドラマにくらべるとなんだかミステリアスな部分とかは少ないただの暴力家庭教師だったみたいです。そういう意味では長淵さん主演のドラマが一番原作とあってるのですかね、イメージ的に。

櫻井さん主演のドラマでは吉本のキャラがさらに強くなっており、映画の家族ゲームではまだ家族の方がメインな感じがしたのですが、櫻井さんドラマverでは吉本が主役というか、女王の教室の天海さんみたいなメインキャラだったみたいですね。

とはいえ原作もドラマも私は見てないので、どちらも私から断言できるわけではないのですが

本作では松田さん演じる吉本は時に暴力的に時になぜか同性愛的に家庭教師として仕事を行い、最終的に二男を長男と同じ進学校に合格させました。しかしその過程で、次男が成長するのに反比例するかのように長男は学校に行かなくなっていきます。だというのに、両親は二男のことで頭がいっぱいで長男には「学校行けよ」程度の声かけをするだけでなんだか興味がなさそうな対応。子供としてはつらいですよねこれは

ラストでは長男は学校に行ってはいるけれど授業をまじめに受けていないし、次男も高校に入った後は吉本に出会う前に戻り、授業をまじめに受けていない様子。このままでは大学受験の時に同じような問題に当たるのは目に見えているし、加えて今度は長男まで同じような感じになりそうなのですから、結果としては悪化したといわれてもしょうがないような状態になり、映画は終わります。

この映画は、恐らくタイトル通りのことを言いたかったのではないかと私は思います。
一見すればこの家族はどこにでもいる普通の家族です。父親は子供には直接言わないくせに、母親にあれこれ口出しし、母親は直接言えというけれど父親にあまり相談をしない、子供は親のことを鬱陶しく思っているくせして、あれこれ親にすぐ頼む。みーんな自分のことしか考えていないのですよね結局は。

家族同士協力し合い、気を使いあい生活しているのかもしれないけれど思いあって生きているわけではない。いくらでも替えがきくような、役割さえ演じてくれれば誰でもいいようなそんな関係性に私には見えました。

ラストの食事シーン、次男の合格祝いということで吉本ふくめ家族全員が食事をする場で、父親の発言を皮切りに次第に喧嘩腰になっていき、吉本は興味ないというように食べながら食卓をぐちゃぐちゃに、マヨネーズをところかまわずかけ、ワインをこぼれても注ぎ、サラダも机に直接手づかみでのせています。だというのに家族はそれを全然注意せず、自分のことばかりで他の人がなにやっても興味ないとでも言わんばかりの光景。

吉本も別にそれを修復しようとかこの家族を助けようでもなく、ただ家庭教師という役割を演じて役が終わったから退場しただけという、ある意味でなんともシュールというかドラマ性のない映画でした。

もっと色々意味のありそうなシーンはあったのですが、私には理解できなかったシーンも多いのでそのあたりが読み取れればもっと違ってくるのかもしれません。




RABID

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RABID
すぴーしー('A`)






※以下ネタばれ注意※








あらすじ
交通事故で人工皮膚の緊急手術を受けた女性の体に異変が起きた。人を襲い、腋の下に出来た器官を使って血を吸う女。彼女に襲われた被害者は狂犬病のようになり、その症状は次々と伝染していく……。「デビッド・クローネンバーグのシーバース」(75)に続いて、現代医学が引き起こす伝染性の災厄を描いたSFホラーで、主演のM・チェンバースは名作ポルノ「グリーンドア」の主演女優。救いようの無い悲劇的なラスト・シーンに至るまで、突き放したかのような客観的な演出が、寒々しい雰囲気に拍車をかける。(allcinemaより引用)


表紙の画像につられて借りたのに、表紙はほぼ全く内容には関係なかった本作
美女のモンスターが人を襲いまくるというのはスピーシーズを思い出させる設定ではありますが、内容やラストはほとんどまったく違うものでした。

内容はあらすじの通り美女が人を襲いまくるもので、それを一緒に交通事故にもあった彼氏と病院のオーナー?が追いかけるというものなのですが、実は2人はその美女が感染源であるということは知らずに追いかけているのです。

これがスピーシーズと決定的に違うところと私は思うのですが、美女は血を抜いた相手はすぐに死んだり狂犬病になるわけではなく、血を吸われる前後の記憶を忘れた状態で目覚めそれから1日以内に発症するのです。加えて、スピーシーズとは違い彼女が最初から疑われているわけでもないので、犯人であることはほぼ絶対ばれないわけです。

しかも、これは終盤ではっきりすることなのですが彼女自身が自分が感染の原因だとは気付いていないのです。血を吸って放置していることや自分が怪物になったことは理解しているけど、それとこれとは無関係であると思っているのです。無意識の怪物とか恐ろしいですね。

となるとこの映画はモンスターパニック系のSF映画ではあるけれど、本人もモンスターと気付いていないし追っている側も気づいていない、もはやモンスター系の映画とはいえないものになっています。そこで私としては、この映画はコンテイイジョンとクローバーフィールドを掛け合わせたような映画だと思いました。

謎の伝染病が流行りそれに対処する一般人。けれど、本当はそれはモンスターが引き起こしているもので主人公たちは図らずもその原因に近づいている。本当に変わった映画ですし、どう見れば面白いとかどういう人にお勧めとも言いづらいのですが、ラストの意外性・予想外すぎるオチはほとんどの人に予測できないと思います。

なかなか言いづらい内容でしたし、結局モンスターになってしまった原因なんかは最後まで不明でしたので色々細部を練ればもっと良くなっただろうなと思うところもありましたが、伝染病の恐怖というリアリティとモンスター映画の雰囲気をうまく合わせていた映画だったと思います。




ゾンビヘッズ

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ゾンビヘッズ
半ゾンビじゃないっす。人間っす('A`)






※以下ネタばれ注意※






あらすじ
彼女に会いに行こうとしていた男が目を覚ますと、なぜかそこは茂みの中。意味もわからずとりあえず近くの人に話しかけてみると、なんとその男は映画な中でしか見たことの無い本物のゾンビだった。慌てて逃げるも周りはゾンビだらけ、意味もわからず走り続けるていると初めて話の通じる普通の人間にであうことができ、喜ぶ主人公。しかし喜ぶのも束の間、なんとその男は自分もゾンビだと言いそして主人公のこともゾンビだという。彼らは意識のあるゾンビ<半ゾンビ>となってしまっていたのだ。自分がこうなった理由もなにも分からないまま、男は新しい半ゾンビの友人とともに彼女のもとにあいに行くことに


ゾンビを題材とした半コメディ半ホラーの心温まる映画『ゾンビヘッズ』
最近ゾンビを題材としたコメディ系が多いので物珍しさなんかはそんなになかったですけど、良い映画だったと思います。

半分ゾンビとして目覚めた男が、よくわからないけどとりあえず生きている時の思いを頼りに彼女にプロポーズしに行こうという話。そこに男同士の友情や、敵のゾンビハンター達から逃げるハラハラ要素などを入れており、場面展開などのテンポもよく飽きることなく見る事が出来ました。

しかしこれは、はたしてホントにハッピーエンドの映画だったのだろうか・・

主人公は写真の右後ろにいるメガネ君で、真ん中の男は半ゾンビの友人、グラサンをかけているのが敵のゾンビハンターの1人で、その後ろが主人公たちのペット的存在のゾンビ(かなり強い)なのですが、このほかに重要人物があと3人はいます。

1人は当然、主人公の好きな女性です。その人に会いに行くのが目的の映画なのですから当然ですね。2人目がゾンビハンターの黒人、グラサンなんかよりよっぽどそっちのがメインの敵でした。もう一人がなにかと主人公たちを助けてくれたお爺さん。ベトナムで出会った水商売の女性と結婚した下ネタ全開の良いお爺さんです。

ここでかなりのネタばれになることを書かせていただくと、主人公たちが半ゾンビになったりゾンビが蔓延している原因はヒロインの父親がやっている会社で開発してる薬の実験がその原因だったのです。しかも主人公を殺したのも父親で、娘の為に主人公を殺したそうです。

つまり主人公達はヒロインの父親の会社が実験失敗した結果半ゾンビなんぞにされてしまい、その証拠隠滅のために追われているわけです。このグラサンは違いますが、黒人のゾンビハンターもその実験に巻き込まれてしまったために、口封じで殺されたくなければ主人公たちを捕まえてこいと言われているので、全部の元凶・敵は父親といってもいいくらい。

ここで私が思うこの映画のハッピーエンドは、主人公と娘は結ばれる(半ゾンビの設定なんか愛で乗り切ったことにしとけ)友人たちがそれを祝福して友人も良い女の子を見つける、黒人もなんやかんや見逃してもらえて、父親は騒ぎがばれて警察に捕まる。こんな感じです

しかし、実際はラストまでの道中でお爺さんは老衰し、ペット的ゾンビは殺され、ラストに主人公たちと黒人ゾンビハンターが手を組み主人公をヒロインのとこまで連れて行き告白し成功するけれど、その途中で黒人さん敵に捕まっちゃうし、父親やその会社がどうこうなったという描写もなかった気がするので、告白が終わった後に敵に囲まれてる主人公たち半ゾンビは結局始末されてしまったのでは?とつい考えてしまうような状況でエンドロール

なんだかもやもやがとれない・・

重要なセリフとかを割とさらっと流してしまうことの多い映画だったので、私が色々見逃している可能性もありますけれど、とりあえず父親はその他ゾンビハンターなどの敵チームに損害がなかったのは確かなはず

映画好きの監督が撮ったんだろうなって感じのセリフやシーンがいくつかあり、内容自体も良かったと思うのですけれど、そのラストだけがどうしても気になりました。




漫画紹介(テラ・フォーマーズ、ヒナまつり)

最近いくつか新しく漫画を読んだのですが、そのいくつかがもう当たりだらけでして最高の気分です。
というわけで、今回は久々に漫画の軽い紹介・感想を書かせていただきます。

本日2つ目の更新なのに、また映画の感想じゃないのはご愛敬

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テラフォーマーズ
1発目から今となってはヤンジャンの看板といってもいいくらいのドメジャー作品ですが、私だけは流行に流されないぞと思ってたらいつのまにか5巻もでてて、兄が一気に全巻買ってきたので無料ならと思い読んだらすごいお面白いしカッコいいしで最高でした。

ストーリーは今さらいうほどでもないのでさらっと書かせていただくと、火星を人間が住める環境にするため整地のために送り込んだゴキを駆除にしにいったら、マイクタイソンばりの化け物になってて逆に人間が殺されてしまったので、超進化したゴキを駆除するため虫の力を無理やり組み込んで超進化させた人間部隊を送り込むって話です。

ホントはもっと設定しっかりしてるし駆除しに行ったのも違うのですが、ホントの理由やらが気になる人は検索すればすぐでますので

この話の何が面白いって、ゴキがどうとか火星がどうとか虫の力がどうとか非現実なことばっかりなくせして、登場人物や理由づけの部分がもう人間らしさ・リアルさ満載の練りに練った設定というとこです。

成功率40%以下といわれる手術を好んで受けるような、受けざるを得ないような人間とはどんな人間か、死刑囚にだって人権があるし、場合によっては応援している人たちがいるので孤独死する老人とかよりよっぽど人に人としてかまってもらってるかもしれません。それでは紛争地とかの孤児ではどうか?これは正解ですが、100点の回答とはいえません。この漫画で言うとこの正解は金がない人間です。

この最初の設定の時点でうまいですよねー。死刑囚がどうとか孤児がどうとかってだけいわれても普通の生活している日本人からしたらなんとなくパッとしません。そこを「金の無い人間」とすることで、もの凄い身近なレベルの話におとしたわけですから、これで私は一気に感情移入しやすくなりました。

そして私がほれ込んだ理由のもう一つが登場人物がカッコいい、けど死ぬところです。
私の好きなジョジョも主要メンバーがやたらバタバタ死ぬと言われることがありますが、この漫画はその比ではありません。最初に火星に行くメンバー10人以上のうち、生きて帰ったのは二人だけですからね。主人公の幼馴染や歴戦の戦士っぽいやつや、強そうな隊長、絶対に生きて帰らなければいけない理由のある奴、そういうやつらがいてモブ扱いされているわけでもなくセリフも戦闘シーンもあるにも関わらず、帰ったのは二人だけ。

ジョジョでもそうですが、そういうやつらの死にざまや戦うシーンというのはめちゃくちゃカッコいいんですよ。ホントに。男泣きしましたからね思わず。

だいぶ長く書いてしまったのでこの辺にしますが、まだまだキャラ1人1人に焦点あてて書きたくらいです。


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ヒナまつり
画像で見て分かる通りのシュール系ギャグ漫画でして、ヤク●の主人公の家に急に超能力を持った女の子が異次元から変な寝袋にまるまって現れて居候しはじめるというストーリー。

今のところ4巻までが刊行されている漫画なのですが、正直この漫画は私は最初は切ろうと思ったのです。試しに1,2巻買って読んだときはまぁよくあるシュール系のギャグマンガかとだけ思って、値段のことを考えると続きは買わないでおこうと思いました。

しかし、気づいたら2巻を読み返しているわけです。たしかに1巻より2巻の方が面白くなっているしキャラも安定してきてる。とりあえずもう2冊くらいなら買ってみるかと買ってみると、2巻より3巻、3巻より4巻とかくじつにレベルが上がってきてるのです。おっそろしい漫画やでぇ

シュール系ギャグマンガですので私がここであれやこれやと説明すると、逆に寒くなるというか訳が分からな過ぎてこれから読もうという方を減らしそうなのでそういうのはやめて、一つだけ書かせていただきます。

とりあえず1,2巻買ってみよう。
それで読んだ後に気づいたらまた読み返していたなら3,4巻を買おう。1,2巻が面白いかどうかの保証はできないけど、1,2巻を買って気にいった人になら3,4巻を買うことを自信を持ってお勧めします。

私が好きなのは3巻のはじめにある、主人公の女の子の友達の女子中学生がひょんなことからバーテンダーとしてアルバイトすることになって、その巧みすぎる技術で客を骨抜きにし偶然入ってきた担任からも認められてしまうところです。

ぜひ読んでみてください


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アルジャーノンに花束を

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アルジャーノンに花束を
すばらしい('A`)






※以下ネタばれ注意※




あらすじについては以前書いた、こちらを参考にしてください↓
アルジャーノンに花束を

本作はこの設定に細かい部分を加えてつくられた日本のドラマです。
主演にユースケ・サンタマリア、ヒロインに菅野美穂。二人を支える役者陣も私でも知っているくらい有名な役者がちらほら、中にはあの女性芸人もいて懐かしい気分になりました・・・

母親に捨てられたところとかユースけの知能が成長するところとか作品のメインの部分は当然変わっていないのですが、ユースケの働いているところがパン屋でなんでか同じような女の子(可愛い)がいたりだとか、環境面での設定の変更はたまに見られました。

私が観た映画では主人公は急激な知能の成長に伴わなかった精神の成長から生まれる周囲との葛藤がメインとなっていたのですけれど、本作では精神の成長がなんか異様に早かったのでそのへんの葛藤はあるにはあったけどせいぜい2話3話あったくらいで、どちらかといえば映画とは逆に周囲との触れ合いがメインとなっていました。そのあたりは日本のドラマって感じですね。

私個人の感想で言わせていただくなら、私はやっぱり映画のほうの頭が良くなったのに周囲の人間が離れていったり、恋人に本当の自分を打ち明けられない葛藤の方が好みだったので、ドラマの周囲との触れ合いがどうとかというのは作品の良さを根本から消されたような気がしました。

とはいってもそれはあくまで好みの問題ですし、なかにはこういう触れ合いの方がいいという方も当然いるでしょう。それよりも私が気になったのはユースケさんはじめとする精神遅滞の役の演技です。

あんまりリアルにやると日本では抗議の電話が殺到するとかでわざとああいう演技にしていたという可能性もあるにはありますが、映画のほうでの主役の方の演技を先に見た後だと特別に酷い演技にみえてしまって、もうすこし研究とかはしなかったのかと言いたくなるくらいのものでした。

以前に映画の方の感想を書いたときに脚本・演技が素晴らしかったこそ泣けたと書かせていただきました。私の考えはやっぱり間違ってはいなかったと思います、このドラマでは私は泣けませんでした。

頭が悪かった人が良くなって、結局悪くなってしまう。こういうストーリーで肉付けもしっかりしてある作品なんですから、基本泣けるものに違いないんです。それをどう持っていくかというところが監督らの腕やらなんやらの見せどころなんでしょうけど、このドラマではこうすれば泣くだろ。感動するだろといわれているような気がして、性根の曲がりきった私のようなひねれくれ者には向いていない映画でした。

とりあえず、私と同じようにリメイク版の映画をみて良いと思った方にはお勧めはあまりしません。




ヘッドハント

変態仮面とハングオーバー3を見てきました。
変態仮面はある意味期待した通りの出来でよかったですw。ただ、ハングオーバーの方は面白かったけど今までのノリと違うというか、二日酔いしてなかったのが残念でした。


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ヘッドハント
自宅警備員から家事手伝いにジョブチェンジ('A`)




※以下ネタばれ注意※






あらすじ
閉鎖されたオフィスに連行され、自由を奪われた6人の男女が体験する恐怖を描いたシチュエーションスリラー。連続殺人犯として投獄されていたトーマス・レッドマンが脱獄し、「レッド社」を設立。社長となったレッドマンは、会社のオフィスに6人の男女を閉じ込める。6人は、レッドマンに罪を着せた真犯人を見つけ出し、レッドマン自身の無実を証明するよう“業務”を言い渡される。5回ミスをすると“クビ(=死)”が待ちうける過酷な状況のなか、自由を奪われた6人は捜査を開始する。(映画.comより引用)


表紙の通りのちょっとB級ぽいシリアスな映画で面白かったです。
タイトルの『ヘッドハント』は会社の引き抜きという意味と、殺人鬼が首を切り落とす殺し方だったことから頭を切り取るという意味の2つがあるんだなと、少し感心しました。

このあらすじだけだと誤解を生みそうな気がするので、
感想を描く前に少し気になったところを訂正させていただきます。

まず、脱獄犯がどうやって会社つくったの?というところですが、これは本当に会社を設立したわけではなく頭のいかれた犯人が自分が監禁している場所を職場と言って、まるで職場のようなルールを強いてるだけだと思ってください。トイレは2回とか休憩は1回とか。

次に、手錠をつながれた部屋に監禁された状態でどうやって犯人捜しをするのかというと、そんなに真剣に犯人捜しをやっているわけではありません。最初なんて勤務時間が終わるまでずっと法律の本をタイピングするのをやらされてましたし、主人公の女性以外にあんまりそういう犯人探しの業務を依頼していませんでした。加えて言うと、自分が犯人じゃない証拠はレッドさんもう自分で集めてました。

こう書いちゃうと、じゃあこの映画も他のこれ系統の映画とたいした違いの無い特徴の無い映画のようですが、そういうわけではありません。犯人捜しをまじめにやってたわけではないとはいえ、犯人がいないわけではないのです。つまり、レッドさんでも十分良いキャラしてるサイコパスなのに加えてもうひとり殺人鬼がいて、そいつが誰かを探すサスペンス要素も視聴者は味わえるのです

登場人物たちもレッドさん筆頭になかなか良いキャラしてましたので、そのあたりは本当に良かったと思います。ただ一つだけ言わせていただくなら、場面展開が遅すぎです。

序盤のテンポと、後半の疾走感はよかったのに、中盤の監禁シーンがあまりにも単調というか動きが少なくて、監禁系の映画に動きを求める私にも問題ありますけど、正直そのへんが少し退屈でした。

それでもトータルで考えると、割と良かった映画だと思います。




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烏天狗

Author:烏天狗
映画好きの20代です
とくにB級を好んでみることがあります

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