2013-04

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ジム・キャリー

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ジム・キャリー
( '∀`)




今回は、別に『ジム・キャリー』という映画を見たとか、ジム・キャリーの伝記を読んだとかそういうことではありません。ジム・キャリー主演の映画をよく見るのですが、感想を全く書いていなかったので、もうジム・キャリーの感想でも書くか、と思って書いているものです。

でも、自分ではけっこう見ているつもりだったのですけど、wikiさん見ると自分なんか全然見ていなかったのがよくわかりました。まさか、バットマンのエニグマをジム・キャリーがやっていたとは・・・

私のブログでも、既に『2人の男と1人の女』『イエスマン』の記事は書いていますが、それ以外では

『ジム・キャリーはMrダマー』
『ライアー・ライアー』
『トゥルーマンショー』
『ブルースオールマイティ』
『マスク』
『空飛ぶペンギン』

あと、『フィリップ君を愛してる』は記事を書いたっけな?『グリンチ』は見たことあるようなないような

コメディがそもそも好きなので、日本のコメディ映画も見ますし、ガキの使いやごっつええ感じをたまにレンタルで見る事もあります。コメディ映画ではジムキャリーのほかに、アダム・サンドラーも好きです。でもやっぱり私はジム・キャリーが一番好きですね。

あの大げさな、どれだけアドリブなんだろうって感じの演技も好きですし、変顔も好きはありますが、やっぱりあの笑顔がいいですね。ちょうど上に貼ってある画像がそんな感じですけど、上の歯をむきだしにして笑うあれが好きです。面接で使いたいくらい

2人の男と1人の女や、Mrダマーのように笑いに徹した映画も好きですが、私としては『トゥルマンショー』がやっぱりジムキャリーの最高傑作だと思います。あの映画は、個人的には今まで見た映画の中でもベスト3に入るくらい好きです。

ジムキャリーの映画といえば、コメディ映画とコメディ色の強いホームドラマ的映画の2種類がメイン

『2人の男と一人の女』『Mrダマー』なんかはもろにコメディ映画ですし、『マスク』なんかもほぼコメディのみといってもいいと思います。私が観た映画としては、それら以外があとはホームドラマ系で、トゥルーマンショーだけは、ある意味でミステリーといえなくもないかもしれません。主演を変えて、演出も少し変えれば、いくらでもミステリーやサスペンス映画にすることも出来そうなイメージ。

『フィリップ君を愛してる』は実際にいた人物をモデルにしてるらしいので、あれはまた別枠といえるかもしれませんが、基本的にコメディよりホームドラマ系といっていいでしょう

そんなジム・キャリー、なんと高名な賞を4つも受賞・ノミネートしているのです。

『エースベンチュラ』ゴールデンラズベリー賞最低新人賞ノミネート
『トゥルーマンショー』ゴールデングローブ主演男優賞(ドラマ部門)
『マン・オン・ザ・ムーン』ゴールデングローブ主演男優賞(コメディ部門)
『ナンバー23』ゴールデンラズベリー賞最低主演男優賞ノミネート

なにがすごいって、この『エースベンチュラ』続編で『ジム・キャリーのエースにおまかせ』とかいうのが作られてるってとこです。逆に見てみたいですよ

キック・アス2にも出てるらしいですし、今後もまだまだ楽しみです




こんにちわ。こんばんわ。さようなら



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黒い家

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黒い家
日本の映画ぜよ('A`)





※以下ネタばれ注意※







以前読んだ『黒い家』の映画版なので、あらすじは省かせていただきます。
違うところはありましたが、ほとんどいっしょでしたので

役者陣は、たしかに豪華は豪華でしたけど、キャスティングが正直どうかと思うものでした

主人公の男は、はきはきとした知的な若干知的なおとこをイメージしていたのに、内野聖陽さん演じる主人公はなんだかオドオドとした暗い男でしたし、内野さんは当時がどうだったのかは分かりませんが、近年のイメージでいえば明らかに、小説の主人公とはキャラが違うと思います。

大竹しのぶさんや、西村雅彦さんも、名前を聞いたときは小説とは違うキャラになるかもしれないけど、この2人が演じる犯人たちも見てみたいなと思ったのに、実際に見てみたらこんなにキャラや設定やら変えちゃったの?という感じで、なんだか期待外れといえば期待外れでした。

小説を映画化するにあたって、多少の変更は当然あっていいものと私は思っております。しかし、この映画に関してはあまりに設定自体を変えすぎだし、独創性のある演出とかを狙ったのか知りませんが、いらない演出やらが多すぎて、どう考えてもやりすぎでした。

作者があれだけこだわっていた合理性も、これでOKだしたの?ってレベルでなくなってしまっていたし、ストーリーの大きい部分を占めていた、主人公の過去や恋人との関係もほとんど扱われていませんでした。

後者に関しては、映画化にあたってメインをサイコパスに対する恐怖ひとつに絞ったのだろう、2時間程度の映画に収めるためには仕方のないことだ、と納得もできますが、前者の合理性の無視は、なんだか原作者の色を完全に消されたようでちょっとさみしかったです。

以前鑑賞した『isola』も原作者が同じ方らしいので、この人の作品はよっぽど映画化に向いていないか、映画化にあたってよっぽど運がないのでしょうね。



独裁者プーチン

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独裁者プーチン
ぷっちん('A`)







今回は、あらすじもネタばれもないタイプの本です。
本作は、日本でも一部で大人気のプーチンさんの、正体というか、また別の一面を書いた作品となっております。

日本でよく知られるプーチンさんのイメージといえば、アウトドアで、バイクが似合って、年の割に若かっこいいちょい悪で、元KGBのスパイで、北方領土返してくれなくて、少し可愛いとこもある人。こんな感じでしょうか?

あとはまぁ、メドベージェフさんとのタンデム政権、もといプーチンさんの独裁政権のイメージでしょうか。他国の政治家のわりには、トップとはいえやっぱりよく知られてますよねこの人は。それだけインパクトも強いし、ロシアは昔から日本とは関係のある国ですしね。

そんなプーチンさんが、学生時代やKGB時代にどんな人物だったのか、なぜ元KGBのしがないスパイがロシアのトップにまでなることができたのか。そして、独裁とは言われる政権の正体はいったいどんなものなのかを、この本ではメインにしております。

詳しく書きたいのですが、薄い本ですのであまり書いてしまうとそれだけで内容をかなりばらしてしまうことになりそうなので、私の印象に残った部分だけをちょろちょろっと書いていきます。

まずKGB時代では、彼がKGBのスパイだったというのは有名なところですが、そこでどんな仕事をしていたかはあまり知られてはいないのではないでしょうか。実は、スパイとしてはあまり優秀ではなかったらしく、他の同僚たちが順調に昇進していく中、プーチンさんは中佐止まりのまま退職してしまったそうです。

KGBに元スパイというだけでちょっと怖かったけど、それを聞くとなんだか拍子抜けしてしまいした。

プーチンさんは、年に1回国民との対話というテレビ番組を行っているそうです。これは、国民からのお便りをプーチンさん本人が直接答える生番組らしいのですが、その内容がなかなか面白そうなものでして、中には部下の首を飛ばしかねない質問・回答もありました。

この手の企画は、どうせ政府があらかじめ質問を選んでいるとか、カンペがあるとか色々な憶測を呼ぶものであり、残念ながらやっぱり政府の介入はこの国民との対話にもあるようです。しかし、4時間以上もの番組を続ける体力と、介入した質問の回答をほぼ全て暗記している体力・記憶力はすごいですね。

あとは、柔道が好きで段を持ってるというのは知っていましたけど、私が思っていた以上の柔道好きのようで、地方視察で柔道場を訪れたり、ロシアの柔道協会の人らともよく会っているとか。柔道といえば日本ですが、日本との外交という点でも柔道は大きなポジションを占めていました。

コロコロと変わる日本の総理よりも、五輪金メダリストの山下さんのほうがプーチンさんとよっぽど仲がいいそうで、山下さんが代表団の一員としてロシアを訪問した時も、他の代表団とはおざなりの握手をしていただけのプーチンさんが山下さんとだけオーバーにハグをしたそうです。


プーチンさんの悪い部分の情報が多く載っている本ではありますが、同じく良い情報も多く載っており、決してプーチンさんを貶めようとしているわけではなく、常に事実のみを頼りに第三者の立ち位置からの書き方は、とても読みやすかったです。

サイズとしても薄い本ですので、プーチンさんについて人に話せる程度の知識をつけるにはちょうどいい本だとおもいます。


宇宙人王さんとの遭遇

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宇宙人王さんとの遭遇
ポール、友達、ウソ('A`)







※以下ネタばれ注意※







あらすじ
中国語を話す宇宙人がもたらす騒動を描き、無名のキャスト、スタッフながらも2011年・第68回ベネチア国際映画祭でプレミア上映されて大きな話題となった異色作。ある日、イタリアのローマに、一見するとかわいらしい友好的な宇宙人が現れる。しかし、その宇宙人がなぜか中国語を話すことから、不信感を抱いた警察は宇宙人を拘束する。一方、今すぐ中国語の通訳をしてほしいと呼び出された中国語翻訳家のガイアは、2時間で2000ユーロという破格の報酬につられて依頼を承諾。しかし、仕事内容はすべて機密事項だといわれ、迎えに現れた秘密警察の男に目隠しをされて、厳重に警備された地下室に連れて行かれる。ガイアはそこで、自らを「王(ワン)」と名乗る宇宙人と対面する。
(映画.comより引用)


ガイアってかっこいい名前ですね

本作は、ストーリーはあらすじに書いてある通りのもので、王さんは侵略に来たのか、それとも友好のために来たのかというのがラストにいたるまでの唯一のテーマで、それはラストに明かされるのですが、それまでの展開は見ていてなんとももどかしいものでした。

あらすじに書いていある情報のみですと、中国語を話すというだけで疑われるのは、流石に王さん少しかわいそうとも思いますが、王さんが疑われる理由はこれ以外にもちゃんとあります。

Q.一般人の家に侵入し、床を掘っていた理由は?
A.寝床を作っていただけ(どういう風に寝るのかの説明はなし)

Q.持ってきていた機械はなんだ?
A.仲間に、自分の生命反応を送るだけの簡単な機械。生きてるかどうかを伝えるくらいしかできない

Q.一般人の家にもう一度もどってきた理由は?
A.冷静に話し合えば、友好な関係を築けると思ったから(女性の家に、問い2の機械を忘れていたのだけれど、それを取りに行ったとは一切話さず)

Q.そもそも何で来た?
A.友好な関係を築こうと思ったから、宇宙船も片道専用で、永住するつもりだった。温かく迎えられると思ってた。


完全にアウトでしょうこれ
見知らぬ星に、帰りの手段も自分の星に連絡する手段も持たずに、いきなり永住するつもりでやってきました。機械をたしかに、一般人の方の家に忘れたけど、もう一度その家にむかったのは仲良くするためであり取りに行ったわけではありません・・・どう信じろと

中国語を話していたのは、中国語が一番話されている言葉だからという理由だけで、それは確かにもっともな理由ですけど、あれだけのハイテク文明もってる宇宙人が、いきなり見知らぬ星にバカ丸出しで来るわけがないなんて、いくらなんでも分かりますよ

全部の情報をガイアさんにも伝えておけば、少しは取り調べ(拷問)も順調に進んだかもしれないのですが、軍は軍で民間人のガイアさんに重要な情報は伝えないので、ガイアさんは王さんのことをかわいそうなだけの宇宙人と勘違いし、取り調べの邪魔しかしない。

なんやかんやで、王さんを逃がしてしまい、それから衝撃のラスト
外に出たガイアさんの目に飛び込んできたものは、地球を襲う多くの宇宙船。ローマがまさしく火の海とかしているのです。

それでも、戦闘機でなんとか宇宙船を撃墜するイタリア軍。こっちは守りに徹すればいいのだから、うまくいけばなんとか地球を守ることが出来たかもしれません。そこで、王さんがとりだしたのがあの機械。それを操作すると、なんと地下からバリアが出現して、宇宙船以外の全てをチリにしていきます。その時、絶望に浸るガイアさんに向けて王さんが放った一言

「おまえバカだろ」


この映画は、ストーリーのほとんどが取り調べのみなので、映像的にはあまり面白いわけではありません。それに加え、なんであの情報伝えないんだよ!ガイアなにやってんだよ!バカ!となんとももどかしい気持ちになりながら、でもひょっとしたら王さんいい宇宙人だったり・・・なんてことを考えながら見る映画です。

ですので、この感想を見た後にこの映画を借りるという方は、王さんのクズっぷりとガイアさんの勘違いっぷりを見ることを目的として下さい。後味はどっちにしろ悪いですけど



それにしても、戦争でイタリア人が逆に裏切られるとは・・・





黒い家

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黒い家
ホワイトハウス的な('A`)






※以下ネタばれ注意※









あらすじ
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、子供の首つり死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに・・・
(巻末より引用)



第4回日本ホラー小説大賞受賞作で、映画化もされている本作
私もなんとなく名前だけは知っていて、映画を観る前に原作をと思い、買ったのが去年の秋とかそれくらい。ようやく読みました。

保険会社に勤める主人公のもとにある日、自殺をほのめかす不審な電話がかかってくるところからストーリーは始まります。お人よしの主人公はそれを止めるよう説得するのですが、それが原因で犯人に目をつけられた事により、主人公は次第に追い詰められていきます。

保険問題とか、自殺問題がどうとかはくまでストーリーの為のプラスαていどのもので、この作品のメインは私もよく読む「サイコパス」な方々です。なぜ、サイコパスと呼ばれる人たちは生まれるのか、そもそもサイコパスとはどういう人たちなのか、彼らは本当に恐ろしいのか、このあたりがこの作品をホラーものとして読むときに大事な要素でした。

ストーリーについてはこのあたりにして、私の感想ですが、正直すこし物足りなかったというか、逆に多すぎてもうこれ以上はいいです。って感じでした

たぶんこの作品を読む前に『江戸川乱歩傑作選』を読んだのが原因だと思うのですが、探偵ものでありながら省くところは省く乱歩と対照的に、この作品はホラー小説でありながら書きすぎていると思うのです。

勝手な推測ですけど、この作者はよっぽど完璧主義者なのかと思うくらいの書き方でした。あくまでホラー小説なのに、保険に関する知識や、ストーリーに大きく関係の無い省いてもいいような保険会社関係の部分が多く、それ以外にもサイコパスに関する必要以上の語り、その他雑学などあまりに情報が多く、せっかくの怖い部分がかなり色あせてしまっていました。

この作者が、作品を書くにあたってそうとうな調査をしていることや、普段から知識を得るようなことをよくしているのだろうということはよくわかったのですが、この作品に関して言えば、もうすこし展開を早く書いてくれたほうが、個人的には読みやすかったのではないかと思います。

しかし、これはあくまで私の感想でして、実際に保険会社に勤めている方やそれに準ずる仕事をしている方、もしくはこの作品内にでてきた職業・雑学に関係する仕事をしている方からすれば、いい加減な書き方をされるよりは、こういう書き方のが嬉しかったでしょうし、しょせんは好みですね。

映画はキャストの方々がよさそうだったので、見てみようと思います。2時間くらいでまとめてある映画のほうが、案外この作品に関しては見やすくていいかもしれませんし




江戸川乱歩傑作選

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江戸川乱歩傑作選
おま、そっ、おまぁ・・・('A`)






※以下ネタばれ注意※







以前から一度は読んでみたい、というより読まないといけないと思っていた「江戸川乱歩」
今回ようやく、傑作選ではありますが読んでみました。

ビブリアの影響じゃありませんよ。

乱歩さんの作品では。映画化したものを先にいくつか見させていただきました。
『淫獣』『人間椅子』『芋虫』『鏡地獄』『火星の運河』『蟲』

本作では、その中から『人間椅子』『芋虫』『鏡地獄』が収録されており、私としてはすごく嬉しかったです。この本は実は買ってから長い間つんだままになっていて、買った当時は人間椅子を見たかどうかってくらいの時期でしたので、どういう作品が収録されているかなどあまり気にしてなかったものですから。

『二銭銅貨』『癈人』『D坂の殺人事件』『心理試験』『赤い部屋』『屋根裏の散歩者』『人間椅子』『鏡地獄』『芋虫』の全部で9作品が収録されており、乱歩入門としてはとてもいいチョイスだったのではと思います。

『二銭銅貨』は乱歩の最初の作品だったらしく、『D坂の殺人事件』は私でも知っている有名なキャラクター「明智小五郎」が恐らく最初に登場した作品です。明智小五郎関連では、これ以外に『心理試験』『屋根裏の散歩者』があり、ラスト3つは私の好きな怪奇小説の部類で、恐らく有名な作品のはずです。

私、実は探偵ものというか、推理小説があまり好きではないのです。探偵ものの書き方がなんとなく肌に合わないとか、ガリレオシリーズみたいにそもそも知識がなければ分からないようなオチが好きではないとか、理由は色々なのですけど

でも乱歩さんの探偵ものはスラスラ読めました。すごい読みやすかったです。

読者共に事件を追っていく進み方や、考えれば一般教養程度の知識しかない読者でも答えに辿り着ける謎解き、詳しく書きすぎずに、省くところは省く書き方など、推理小説に免疫のない私などでも読めるものになっており、読んでて気持ちが良かったです。

明智小五郎を代表として、出てくるキャラクターがまた良いキャラが多いのも、私の好みに合っていたのでしょうね。どの作品も面白く、最後まで楽しく読むことが出来ました。

ただ、これは本当に個人的な事なのですが、映画と思ってた以上に内容違うんですねw
そりゃあ原作通りに映画を作っているわけがないというのは重々承知していたことですが、どの作品も5割以上原作と違う部分があり、びっくりしました。

正直、かなり控えめに言っての5割以上ですしね

とはいえ、原作がつまらなかったとか映画がつまらなかったという事ではなく、両方面白かったのである意味では2回分楽しむことが出来てお得ともいえるかもしれません。



さすが、賞になる人はレベルが高いですね



密室の恐怖実験

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密室の恐怖実験
ドビーは悪い子('A`)






※以下ネタばれ注意※







あらすじ
良い家に生まれ、見た目も良く、頭もよく、両親からも愛されている。マーティンは何不自由のない人生を与えられていた。しかし、何不自由のない人生は、その逆にマーティンの心を永遠にしばりつけ、彼はたった一つも不自由を受け付けない永遠の子供にしてしまっていたのだ。いつもの継父の小言にうんざりしたマーティンは、先日本屋で万引きをした際に、出会った若く美人な女の子を利用し、継父の殺害を目論む。




表紙でなんとなくわかるとおり、かなーり昔の映画。
1968年制作のイギリス映画で、日本での劇場公開はしていないそうです。なんてもったいない。

しかし、この映画かりに面白い作品だとわかっていても大々的にプロデュースするのは今の日本では難しいのではないでしょうか。この映画のど真ん中、一番大事な部分に「ダウン症」という非常に扱いにくい要素が深くかかわっていますから。

このマーティン君がダウン症で、それが原因で犯罪を犯してしまいました。ってだけの映画なら、そんな程度の映画はいくらでも問題にして、罵倒すればいいと思うのですが、マーティン君はたしかに相当不安定な精神の持ち主ではあるのだけれど、決してダウン症ではないのです。むしろ、成績や頭はかなりいい若者です。

しっかし、この映画の感想を書くとき一体どこに焦点を当てるべきなのか。当然スポットライトを当てるのは『マーティン』なのですが、彼の一体どこをどう語ればいいのか難しい話です。ただの殺人者として見るべきか、可哀そうな青年と見るべきか、もっと深い視点で見てあげるべきか

色々な視点から見る事の出来る映画ですが、私としては全部あわさってのマーティンということで、全部に浅くふれる書き方をさせてもらいます。

マーティンがどうしようもない、犯罪者だということは変えようがありません。父親を殺し、ヒロインの母親も殺し、最後はヒロインを人質に立てこもるのですから。しかし、そんな事をするマーティンが出来てしまったのは、ほとんど母親が原因です。

母親は、自分の幸せのためだけに、マーティンを子供のままにしてしまったのです。成長しなかったマーティンも悪いとも当然思いますが、子供のままでいることの楽しさ、大人になるにつれ、楽しいことばかり増えていくけど、責任や面倒なことは一切しなくていい、まるで極楽のような世界。そんなところから、自分からでていけというのはよっぽど無理な話でしょう。

マーティンがただのバカならまだ、救われたかもしれません。しかし、彼は頭が良かった。自分がどうすればその生活を長く続けることが出来るのかを考える頭脳があったことが、彼の悲劇の一つです。そうでなければ、親も流石にもっと早い段階でこのままでは駄目だと考えていたのかもしれませんから。


これまで、マーティンばかり書いてきましたが、別に他の役者の方々が触れるに値しない人たちだったとか、そういうことでは決してありません。マーティンのキャラがあまりにも強かったため、こうなってしまっているだけで、他の方々も良いキャラしてました。

マーティン含む、役者陣。映画の画質。音楽。全てが完全に合致しており、ラストに至るまで素晴らしい映画でした。



でも、邦題はちょっとださいかなぁ





ゴッド・ブレス・アメリカ

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ゴッド・ブレス・アメリカ
俺のオゾン層を破壊したな('A`)





※以下ネタばれ注意※






あらすじ
離婚やリストラに加え不治の病に悩み、心身共に限界を迎えつつあった中年男フランク(ジョエル・マーレイ)は、自殺しようとした寸前、テレビのリアリティー番組に出ていたわがまま小娘の発言や態度に大激怒。翌日番組の撮影現場に向かい彼女を射殺したところ、その様子を目撃した女子高生ロキシー(タラ・リン・バー)は、彼の行為をほめちぎる。やがて意気投合した二人は、アメリカ各地にはびこる無礼者を退治すべく旅に出る。
(シネマ・トゥデイより引用)




痛快なんだけど、どこかシリアスな映画
この表紙みたいな、銃をバンバン撃つだけのコメディ映画ではありませんでした。

この主人公の男、あらすじで書いてある通りの流れなんですがその中身がまたひどい。離婚した奥さんについてった子供は、自分が嫌いなタイプのクソガキに育っており、主人公のことなんて興味なし。リストラされた原因は、自分では仲がいいと思っていて、今朝本を貸したばかりの女性社員からセクハラで訴えられていた事。おまけに、隣人は屑やろうで、主人公の性格が原因でか友達の一人もいない。そりゃ自殺に踏み切るわな

あらすじ以降は、アメリカ中を車で回りながら、マナー違反を平気でする映画館の客や、ゲイ差別をする集団、駐車場を1人で2台分使う傲慢な客など、礼儀なんか分かるはずもないような傲慢な無礼者どもを殺して回る旅をする主人公と女子高生の凸凹コンビ。とはいえ、その関係もナチュラルボーンキラーズのようなものとは大違い

社会のルールを守らない礼儀知らずどもを殺して回っているような主人公。当然、自分にだって厳しいです。同じ部屋で寝泊まりしつつも、女子高生には一切手を出さず、着替えの覗きすら自分からドアを閉めるレベルで我慢。女子高生の「私、大人に見える?」程度の質問にも過剰すぎるほどの拒否をする始末。殺人紳士の鏡ですね


あとは、特別すごい意外な展開があるわけでもなく、雰囲気自体は最後まで保ったままこの映画はエンディングに向かいます。とはいえ、それまで何の展開もないわけではないですけどね、当然。オチも「あー、こうなったか」と言ったかんじのものでしたし。

しかし、この映画アメリカで結構話題になったのではないでしょうかね。なんせ、サウスパークとかマイケル・ムーア並みのアメリカ批判映画ですからね。主人公たちの行動や、言動を見ていると実写版サウスパーク(ちょっとシリアス)といっても過言ではないのではないでしょうか

一つ疑問に思ったのですけど、日本のバラエティとかでもたまに海外のセレブ美少女の豪遊ぶりが、信じられないほどのわがままな馬鹿として、流されていますけど、アメリカではあれがホントにあこがれの対象として放送されてるんですかね?私てっきり、あっちでも馬鹿にされてるものと思っていたのですけど

ああいった礼儀知らずな奴らを、ある意味ではダークヒーロー的な主人公たちが倒していくのは、舞台がアメリカで、アメリカ批判満載なことを考えると、日本のほうが人気が出るかもしれませんねこの映画。ひょっとして、調べてないだけですでにそうだったりして・・・

久々に、新作系で自分の好みにがっちりあった良い映画を見ました。




ジェフリー・ダーマー~死体しか愛せなかった男~

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ジェフリー・ダーマー~死体しか愛せなかった男~
ゾンビーず('A`)





毎度のごとく、伝記系の本です
今回は、17人の青少年を殺害して、ゾンビを作ろうとまでしていたネクロフィリアでカニバリズムで性的倒錯者でホモセクシャルの男性『ジェフリー・ダーマー』について

ジェフリー・ダーマー
↑詳しくはこちらをどうぞ

本作は、殺人者ジェフリーダーマーの生い立ちから、逮捕され裁判で有罪とされるまでを書いた本で、今まで読んできた伝記とは違い、著者の色がすごく強い伝記だと思います。

ジェフリー・ダーマーが何をした人か、どういう人だったのかについてはリンクを見ればある程度は分かることなので、今回はこの本についての感想のみに焦点を絞って書かせていただきます。

今まで、テッドバンディ。ヘンリー・ルーカス。エド・ゲイン等の殺人者についての伝記や、殺人者ではないけれど、カポーティや人民寺院などの伝記を読んできて、伝記以外では『死刑執行人の詩』や『冷血』などのノンフィクションノベルを読んできましたが、ある意味本作はそのどれとも違うものでした。

はっきり言いますと、この本はジェフリー・ダーマーを利用した著者の自慰的な語りを載せただけの本だと思います。

ジェフリー・ダーマーの伝記という意味では確かにこの本はちゃんとできています。生い立ちから有罪となるまでをしっかり書いてありますから、その点は問題ありません。しかし、それ以上に著者の独断的な見解が多すぎ、読者を誘導しているように感じました。

ところどころに、通常の一般人が知らないような情報や単語が散りばめられており、普通に読み進めるだけでは正直、理解がしがたい書き方に加えて、この作者にどれだけの精神医学だとかの知識があるのかは知りませんが、作中に登場する精神科医の診断をことごとく否定し、自分の考えにあったことだけを「この医者だけは少しは本質に近づいた~」などと書き、自分こそが正しいというナルシズム的な考えだけがこの本からは感じられました。

自分はこれだけの知識がある。有名な精神科医とか以上に、自分はダーマーの本質が分かっている。といった感情が文面からこぼれていたと私は思います。それだけでなく、登場人物の中には著者が明らかに見下した目線で見ている人たちも何人かいました。

この伝記で他とは違うと感じた所はもうひとつあります。
通常の伝記では、書き手はあくまで第三者として、事件や人物についてを自分の文才を生かし書いている場合が多く、稀にその人物に好意を抱いているような、内容となっているものがあるのが今までの経験では普通なのですが、この伝記は明らかに著者がダーマーの敵ともいえる立ち位置から書いているように感じました。

ところどころにそう感じる場所はあったのですが、決定的であったのは、裁判の章でダーマーの弁護側を敵と称していたことです。その人物のことを嫌いに思いながら、まともな伝記が書けるはずがないでしょうに。

著者だけでなく、巻末にコメントと1枚イラストを描いている漫画家の『森園みるく』とかいう殺人者マニアの女性が、更にこの本の質を落としていた私は思います。

「不謹慎とは思う」と書いてはいるけれど、それにしてもまるでジェフリー・ダーマー含む殺人者たちをダークヒーローのように書いているのは、どれだけ注意書きしようと、謝りを入れようともしてはならない事だと私は思います。身内同士で会話する分にはいくらでもかまいませんが、公式に出版する本にこのような駄文を書いたのは、許すことができません。


はっきり言って、残念な本でした。


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LIAR GAME~再生~

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LIAR GAME~再生~
必勝法がある。大体毎回ある。('A`)






※以下ネタばれ注意※






あらすじ
女子大生・篠宮の元に、1億円の現金と《ライアーゲーム》なる催しへの招待状が届く。招待状に仕掛けられた罠により窮地に陥った篠宮は、以前授業を受けた心理学教授の秋山に助けを求める。秋山はファイナルステージから2年経った今、なぜ事務局が復活したのか疑問を抱き、参戦を決意する。今回総勢20名の参加者が挑むのは、総額20億円を賭けた《イス取りゲーム》。だが事務局の目的は、前回の勝利者・秋山への復讐にあった。
(wowowオンラインより引用)


テレビドラマで有名な『ライアーゲーム』、本作は映画版の第2弾でして、今まではドラマ版、映画1作目と戸田恵梨香がヒロインであったのを多部未華子に変更し、物語に深く関係するメインキャストも映画初登場のキャラでうめての、主役の松田弟以外ほぼ一新してのライアーゲームシリーズの新作となっております。

ちょちょっと突っ込みたいところはあるのですが、全体的な感想としては良かったと思います
キャストをほぼ一新することで、新鮮さをだしつつも今までのライアーゲームと全く違うものにすることなく、きちんとライアーゲームらしさを感じさせる映画となっており、にわかファンとしても嬉しかったです。

キャストも、私の好きな俳優である新井浩文さんが良いキャラしてましたし、船越さんも独特のくどい感じがカルト教団の教祖というキャラにぴったりはまっておりとてもよかったです。池田鉄洋さんなんかも良いキャラしてましたしねw

ストーリーに関しては、特にいうことはありませんけど。ライアーゲーム見たことある方なら、お分かりとは思いますが、基本的にゲームをやってるだけなので一々誰それがこうして~とか書いてるときりがないですからね。それに、展開に関しては正直言ってちょっとライアーゲームの様式美的なところが大きすぎますし。

なんといいますか、結局は松田弟がなんかしらの策をすでに行っていて、敵は最後にそれに気づいて負けて、落ち込んでるところをヒロインが情けをかける。この流れが既にライーアーゲームシリーズの様式美とかしているので、本作も大きく言えば結局はこの流れの通りでした。

けっこうほめたので、そろそろ気になったところを書いていきますと、

まず、立ち位置の不明なキャラ、なんで出演したのか分からないキャストが多かったと思います。
芦田愛菜をはじめとして、江角さんもわざわざ出る必要はなかったと思うし、前作までの人気キャラであるヨコヤ、キノコをストーリーにほとんど関係してないのに出していたりと、人気があるからといって無理にださなくても良かったと思います。特に芦田ちゃん。

それと、これはライアーゲーム全体に対する批判とも言えますが、あまりにも後出しでの情報が多いと思います。もっとこう、納得できるような展開・勝ち方ならいいのに、後出しで実はこうこうこうで~みたいな勝ち方はなんだか納得しづらいんですよね。これは完全に個人的な愚痴ですけど

あとは、映画1作目もそうですがやっぱり映画館で見るものではないということですかね。レンタルだったのでそんなことは気にせず楽しめましたけど、内容自体がドラマの延長でしかないですから、これ言いだすとそういう映画は別にこれだけではないので、キリがないですけど


色々かきましたけど、ライアーゲーム自体が好きでレンタルする分には十分良い作品ではあります。






パーフェクトセンス

20あ0

パーフェクト・センス
五感を奪うだってぇ('A`)






※以下ネタばれ注意※







あらすじ
感染すると次第に五感が奪われていく奇病が蔓延する世界で、運命的な出会いを果たした男女の愛情を描くパニックドラマ。感染すると嗅覚を失う原因不明の病がイギリスから欧州各国へと広がり、感染症を研究する専門家のスーザンも何も分からず困惑する。そんなある日、スーザンは、感染症の影響で客足の途絶えたレストランでシェフのマイケルと出会うが、2人もまた病に感染し嗅覚を失ってしまう。そして人々は嗅覚に続き味覚、聴覚と次第に五感を失っていき、世界は荒廃していく。監督は「猟人日記」のデビッド・マッケンジー。主演にユアン・マクレガーとエバ・グリーン。(映画.com引用)

なんだか難しい内容でした
次第に五感を失っていくのですが、結局最後はどうなったのだろう

主人公についてとか、映画の進み方については今回無断で引用させていただいたあらすじの通りなので、特につけて加えていうことはないのですが、強いて言うなら主人公のレストランは味覚がなくなった後もちゃんと客が来ました。

五感を失う直前、人々は共通して異常な行動をとるようになったり、同じような感情を抱きます。嗅覚を失う前は、懐かしさに涙をながし、味覚を失う前は異常な食欲に襲われ、聴覚を失う前は猛烈な怒りを感じるといった具合に。

おそらくは、その感覚に最も関係していると監督が考えている思いなどが、なくなる直前、もう感じることが出来なくなる直前に一気に、まるで走馬灯のようにあふれるのでしょうが、だからなんだというのか

嗅覚・味覚・聴覚と次第に失っていき、映画のラスト主人公たちは視覚を失う直前、それまで仲たがいしていたはずなのに、猛烈にお互いにあいたくなり抱き合って感動的に映画は終わります。視覚を失う直前にどういう感情を抱いたのか、愛する者の顔が見たいとかそんな感じだったのか

しかし、順番に五感を失っていくというのなら最後には触覚を失い、恋人を抱いていることすら分からなくなるわけだ。何も見えない、何も聞こえない、何も臭わない、触れていることすら分からない地獄にこの後おちると思うと、感動的なラストもなんだか・・・

嗅覚と、味覚を失っても食感とか温度とかもしくはサービスを求めてレストランに来る客がいたりとか、嗅覚と味覚を失ったくらいでは、まだ恐慌状態というほどにはならなかったところとかは、なんとなく現実でもそんな感じで良かったと思う。やっぱり、目と耳だよなぁまずいのは

この手の映画は結局のところ、もっと日々を大事にしようとか当たり前なことに感謝しようとか、それ系のメッセージがあるように感じるのだけれど、なんだかその手のメッセージ性は私の好みには合わないようです

ブラインドネスとかのが好きです私は





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